狼に嘘はつけない【d!】【^ら^】 (ページ29)

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狼ページ29

gr side

呼び捨てでと頼むと困惑し出すA

懐かしいな

初めて会った時もこんな風に困惑しとったっけな

まぁ…色々ひん曲がって…心無い口悪い狼に育ったけど…

でもあいつなりに頑張って生きて、なんやかんや言って俺の為に着いてきてくれた

大先生にさっきコソッと聞いたんだが今持っている記憶は五歳までらしい

俺とAが初めて会ったのは七歳の時
元々Aとは許嫁で、他の令嬢よりも俺の目を引く物をあいつは沢山持っていた

あの時もこんな風に困惑して、、
俺と一緒に遊んだりしてたな

『クラン、、さん？』

gr 「ﾌﾑ…まぁいいゾ！」

tn 「俺はトントン・シュワイントントンって呼んでな」

次々に幹部が自己紹介をしていく

rb 「俺はロボロ・クラインチビやないからな」

『はい、宜しくお願いしますロボロ様』

rb 「…なんか…調子狂うな」ｳｰｰﾝ

こればかりは仕方ない、俺も彼奴も最初は堅苦しい喋り方でお互い笑顔を取り繕っていた

時間が掛かったが友達のように気軽に喋って、遊んで笑い合っていたのにな…

各々の自己紹介が終わった

gr 「さて、今日からAは1日交代で皆んなに面倒を見て貰おうと思っている」

順番は先程Aが寝ている間に決めた

rb 「あとで俺と一緒に城内探検しような！」

『はい』

gr 「A」

『はい、クランさ…さん』

gr 「此処にいる間は自由に遊んどけよ」

『ｯ！はい！』ﾆｺｯ

os 「」ｸﾞｯ

…よし…

ロボロとAは城内探検に行き、他の奴らと話し合う

os 「ちょっと心開いてる、、特にグルッペンと鬱先生とロボロ」あと俺もめぅ⭐︎

tn 「はえぇ…意外やなぁ〜」

ht 「城下街にスイーツ食べに行った時に、小さい子達に防犯ブザー鳴らされたもんね」

gr 「結構気にしとるんやぞあれ」()

sha「ロボロはチビやからなぁ」

gr 「ｺﾞﾎﾝｯ、、あ“〜、、今後についてなんだが…」

rb side

rb 「此処がAの部屋やからな！」

Aが寝ている間にメイド達に準備させた部屋に入る

ちょっと時間が足りなくて綺麗ではあるが物が少なく殺風景な部屋だ

『ありがとうございます』

rb 「…なぁなぁ、その喋り方止めようや」

『ぇ…』

そうやなぁ…

rb 「皆んなAとお友達になりたいんやよ」
「なんか、、心の距離感じるやん？」

『お友達…？』

…待ってくれ、もしかしてなんやけど…

『お友達とは何なのでしょうか…』ｼｭﾝ