狼 ページ28
ut side
ペ神にAに異常がないかチェックをしてもらったら、どうやら年齢はこれ以上下がらないらしい
会議室についてきてもらえるか聞く
ut 「今から此処に住んでる人達に会ってもらおうと思うんやけどええかな？」
『はい』
廊下を歩きながらちょっとだけAちゃんの心の中を覗いてみた
ほら僕この目千里眼やから人の心の中も見えちゃうんやで
“父上は何処…やっぱり売られた？…_______”
あかんわこの子、、
何処か父親に能力かなんかは分からへんけど
…依存なんか？
精神面がボロボロで…本当に脆い
あの近寄りがたい空気纏ってる時のAからは考えられんくらいやわ…
ut 「なぁなぁ、Aちゃんは何歳なん？」
『五歳です』
…oh……
…えぇ…これで五歳…
…辛かったやろうな…
シッマもレミリアちゃんも…あの家におる間
このくらいでもうこんなにちゃんと話せるようになったり勉強させられたりって
…薬品を見て怯えてたのはなんでなん…？
あ、ついたわ
会議室前に着くと、Aちゃんはさっきからずっとしている愛想笑いを崩さずに
心の中で怯えてた
ut 「大丈夫、此処におる人たちは、みーんな優しいんやから」
『ｯ…はい』ﾆｺｯ
ｷﾞｨｨｯ
ut 「来たよ〜〜」
『失礼します』
入るとすぐに目に入ったのは、縄でぐるぐる巻きに取り押さえられとるショッピやなぁ…
tn 「ショッピ取り押さえろ」
sha「もう取り押さえてんで」
shp 「ﾛﾘｨ」
os 「ｷｬｰｰｰ可愛いめぅ〜〜〜！！」ｷﾞｭｰ
『ｩぇ？』
状況を飲み込めず対応出来ていないAに構わず
もっちもっちとほっぺを揉んだり抱きついたりするオスマン
その他は興味深そうにAを見たり、驚いたりしている者もいる
kn 「…」
レミリア「…あれが…テトの幼少期、、」
os 「俺はオスマン・カーディル マンちゃんって呼んで欲しいめぅ！」
「君のお父様はお仕事の都合で暫く帰って来れんみたいで、知り合いの俺らが預かることになったんよ〜」
そう言いオスマンは俺たちにアイコンタクトを送る
『申し遅れました、、私はgr 「知ってるんだゾ！」ぇ』
Aside
凄い…父上よりも威圧感があって…
多分この中で1番偉い人なのかな…
gr 「俺は…クラン・リリシア、そうだな、クランって呼んでくれA」
『承知しましたクラン様』
gr 「…様は要らない…呼び捨てで頼む」ﾑｽｯ
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