狼に嘘はつけない【d!】【^ら^】 (ページ26)

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狼ページ26

ゼータ、、風狼に乗って外に逃げる

ちょっと今体がおかしい

朝から妙におかしい、異常だ

感覚は急に鈍るし、時々喋りづらい

幼児化が進んでる？

一体何歳まで戻るんだ？

降りた先は中庭で、日向の暖かい場所に降ろしてくれた

『ありがとうζ』

ζ「“A…おかしい？”」

『だよなぁ…もし死んだらお前らが俺を食ってな』

ζ「“食べれないよ…”」ｸｩﾝ

あぁ…だんだん瞼が重くなってゆく

…平和やなぁ…此処は

『ちょっと…お休み、ゼータ』

ζ「“うん、お休み”」

ｶﾞｻｶﾞｻｯ

ζ「」ｸﾞﾙﾙｯ

ht 「ｳﾜｯ！？…あれ？A…？寝てるの？」

ζ「」ｺｸﾘ

ht side

飼育小屋に行って帰る途中、不思議な風が吹いた

少し冷たいけど、全て包み込んでしまうような…

何言ってるか分かんないだろうけど、不思議で

自然とそっちに足を運んだ

ｸﾞﾙﾙｯ

ht 「ｳﾜｯ！？…あれ？A…？寝てるの？」

白い毛並みの狼と金髪の…およそ7歳程まで縮んだケモ耳と尻尾の付いたAが寝ていた

狼は頷いてAを覆うように丸くなる

そういえばさっきロボロがAの事を探してたな…

『ｽｰ…ｽｰ…』

ht 「ﾌﾌｯ…かわい〜」ﾎﾞｿｯ

髪の毛が段々と長くなってきて、肩よりも下まで伸びたらそこで止まった

これって幼少期の頃の姿に戻ってるのかな？

…眼帯の下の傷が消えてきた

アレ？…ケモ耳と尻尾が縮んだ？

無くなってきてる

『ﾝｳ…？……ﾋﾟｯ！？』

え？

ht 「あ、おはよう」

『え？…あ？…おはようございます…』

あれ？？これ…

『誠に申し訳ございません…どなたでしょうか…』

ht 「お、、俺はヒトラン・ハクラン…ちょっと待っててね」

俺は急いで皆んなと連絡を取り、緊急会議が行われた

《会議室》

gr 「これは間違いない、、戻って行ってるな」

tn 「これがスカイ家の長女なんやな…」

gr 「…取り敢えず宣戦布告は先延ばしだ」

em 「そうですね」

今Aは狼の背中で気持ちよさそうに寝ている

gr 「…問題はそこじゃない…」ﾑｽｯ

os 「ん？」

gr 「何故…こいつがロボロの服なんか着てんだ…」ﾜﾅﾜﾅ

え？…そこ？

rb 「お前…子供用の服をテトが持ってると思うか？」

shp 「俺持ってますよ！」ﾊｲﾊｲﾊｲﾊｲ

os 「俺もめぅ〜〜」ﾊｲﾊｲﾊｲﾊｲ

rb 「そこの変態2人のを着るわけないやろ！」

shp 「失礼な」

rb 「事実やねん」