狼に嘘はつけない【d!】【^ら^】 (ページ24)

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狼ページ24

Aside

試しに鏡を見ながら歩く

コートを着ていると不自然に見えてしまう

歩き方…これおかしいな

『』ｺﾂｺﾂ…ｺﾂｺﾂ…

この力加減で歩けばいいか…

…仕方ない、尻尾は切り捨てよう

『』ﾋﾟﾀｯ

ｯ…？

…体が言うことを聞かない

なんだ？刃物が怖いのか？

今取ろうとした刃物は、いつも任務で使っている刃物

そういや最近手入れが行き届いて無いから少し血がついている

ｺﾝｺﾝ

『はい、お入り下さいロボロ様』

rb 「ぇ…え？？元に戻ったん…か？」

『いいえ、関節を殆ど外して…更にバレない様化粧をしてウィッグを被ってます』ﾆｺｯ

rb 「…喋り方…」

『声は…ん"〜…ぁーー…幼くなるんだ…』(声を戻す)
『気を緩めりゃウィッグだってすぐにズレる』

ぴょこっとウィッグが上に上がるのがわかる

これ耳が疲れんだよな…

rb 「子供用の服がこの城にあんま無いから俺の着らんくなったやつ持ってきたんやけど…」

『あんま？』

rb 「あとはショッピくんとオスマンとこやけど…な？」

『あ〜〜〜〜』(察し)

ろくなものねぇな！

『…俺どうしよ…』

身バレしてないし…城外…ましてや幹部塔から出なければ問題はないか…？

…ﾊｧ

この尻尾切るよりマシか

尻尾切ったりしたらペ神がなんか言ってくるだろ…

『すまないロボロ、暫く貸してくれ』

rb 「おん…その声でその喋り方…ｯw」

『あ"〜…はよ向こう行けやDT、着替えの邪魔だ』ｽﾝｯ

関節を繋ぎ合わせ、服を脱ぎ、オレンジの布を纏う

ソファーの裏で

rb 「はぁ〜？！その見た目でその言葉遣いやめぇや」

『もう着替えたわチビ』

rb 「ﾌｫｱｯ↑↑↑↑」
「い、、いつの間にっ」

『お前が文句言ってる間に、ソファー裏で』

ふむ、身長が低いって便利だな

相手の死角に入りやすそうだ

『チビって便利だな』

rb 「…なんやろ、かわええ見た目してるけど口の悪さだけ変わらんのやな…」
「あと、あんさんの方がチビやで」ﾝﾌﾌ

『は？悪口やないやんチビって』
『あと、今限定やろ俺が貴様よりチビなのは』

rb 「」ｽｯ

ｷﾞｭｯ

rb 「ﾊｪｪ､､､ホンマに子供になったんやな」

脇を掴まれ、高い高いをされる

…

『』虚無

rb 「…え、なんかごめんって」

『てかお前仕事しろよ』

rb 「俺の仕事終わって今テトの世話任されてん」

成程な