狼に嘘はつけない【d!】【^ら^】 (ページ3)

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狼ページ3

Aside

コネシマとレミリアが倒れた

2人とも青ざめていて目の焦点が合っていない

心拍数も危ういなコレ…

こいつが言うことは嘘はないと思う

て言うかないだろう

sn「ｯ！？急いで救護班を！」

いや、

『すまんペ神、呼ぶな』

sn「はぁ？？」

この匂いは嗅いだことある毒やな

どれやったっけなぁ…

『おい、、、じゃあシャオロンコネシマを丁重に運べ』
『下手に揺らすと危ないからな、気をつけろよ』

sha「ぇ、お…おん」

彼奴を使うか…ならクラレ先生に薬品を運んでもらおう

『他も来たけりゃ来い』
『ペ神、お前は来といたほうが良いかもな』

それだけ言い残し、俺はレミリアを、シャオロンはコネシマを抱き上げて会議室を後にした

《廊下》

インカムをクラレ先生は持ってないがあっちには

接続されたままのカメラと無線機がある

ピッ

〈『見てたから現状は分かるな？クラレ』〉

krr〈「あぁ、何を持っていけば良いかい？」〉

流石、話が早いな

〈『確か冷蔵庫56番の右から3番目ら上から5段目あたりに万能毒消しのポーションが2つ入ってたはずだ、そして次は………』〉

〈『手が足りなかったらそこの奴らに手伝ってもらってくれ』〉

krr〈「あぁ、了解」〉

ピッ

sha「シッマｯ！！しっかりせぇや！！」

『あまり大声は出すな、頭に響くかもしれんだろ』

この毒の解毒薬を作る間の時間稼ぎに在庫の少ない万能ポーションを使う

本当に万能かって？

そこは問題ない、以前グルッペンに許可をもらい死刑直前の人で実験したからな

自分の知る限り、、てか知らんやつの方が無い自信はあるが、最悪彼奴で時間稼ぎだ

sn「まって……俺も、、俺も行く」ﾊｧ､､ﾊｧ､､

『助かる』

…後ろから足音が増えた

多分後で人が来るな

『後でクラレと見知らぬ男4人が来るが、そいつは味方だ』
『分かったか？2人とも』

sha「おん…」

sn「わかった」

《医務室》

医務室に着いた時には2人の体温は冷たくなり始めていた

無事薬やらメスやらなんやらが届き

万能薬を飲ませる

『うん、、先ほどより顔色がいいな』

sn「コレは…先生が作ったんですか？

krr「いぃやぁ、、コレは彼女が作ったんですよ」

注射器を取り2人の血液を採取して

血液内の毒を見ていく

『……うっわー…沢山の毒が混ざってるからキモい事になってんな』

krr「おぉ…コレ結構ヤバくないか？？」