動く第二の約束 ページ35
pkt side
どうしてだろう
この空気を懐かしく感じる自分がいるのは
旧校舎の2階中央廊下で足が止まる
まだ、、この空間から出てはいけない気がした
“求む者より手は招かれん時を待て”
gr 「どうしたんだ！」
os 「ぴくとさん！！早よ走らな！」
gt 「行くよ！」
どうして
おかしい
何かが…
？
なんだ、、この甘ったるい匂い
違う、、貴方達は
pkt 「お前ら誰だよ」
次の瞬間
辺りが黒くなり朱色の甘い匂いの花が咲き誇る
此処は…
「此処は旧校舎とやらの入り口でして」
「流石北上白兎殿、、妾の術を見破ったでやんし」
思い出した
一度怜に連れて行ってもらったことがある
裏世界の花街の
若取り花魁
怜の友達の1人で
少し名のある人物
pkt 「鞠、、さん？」
鞠「はい、妾どす」ﾆｺｫ
黒い煙管を吸いながら
真っ赤な傘をもう片方の手で担ぎ持ち
黒の着物を着て此方にゆっくりと歩いてくる
横にはグルッペンさん達、、一緒に建物に入ったメンバーが倒れていた
息はあるな
鞠「…貴殿とはお会いなんてしたくなかったわぁ」
白龍「何故お前が此処に…」
そんな俺の前に真っ白の俺が立って
鞠と対話していた
白龍「お前は他の者を不幸にしすぎた」
鞠「違うわ、それは約束を守れなかったあの者らが悪いんですの」
「それなのに…貴殿は妾を裏切った…」
「でも、、この話ももうすぐ終わるんでしょう？」ｸｽｯ
「あのお方は…妾との約束を、、もうすぐ…」
周りの花は枯れていき、何処からか赤い毛糸玉が転がってくる
それを見て鞠は頬を赤くし、うっとりとしている
その姿に背筋が凍る
けどすぐにその空気も断ち切られる
『“起きろ”』
一気に溶けるような安堵が襲う
凛とした雰囲気を纏う
俺とは対照の羽織を羽織り、片手に黒い石の棒を持っている
pkt 「怜ｯ！！」
gt 「あれ…？俺ら…」
各々が目を覚ますが
その安堵も束の間だった
怜が真っ黒に染まった
黒龍『なんだ…まだ時は来てなかったというのか…』
pkt 「は？」
白龍「“白兎…暫し、身体を貸してくれ”」
白龍side
白龍「お前が待ったであろう時は…いつ来るんだ」
何千年ぶりにこいつを見ただろうか
俺はいつの日かお前に避けられていた
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紫華 - 面白い作品です！続き待ってますので、慌てずに健康に気をつけて！ (5月7日 14時) (
レス) @page37 id: 57cf3b929c (このIDを非表示/違反報告)
舞桜(プロフ) - 白狐さん» いえ違うんです僕がちゃんと見てなかったのが悪いんで（）お二人とも大学生ですかね？設定書いときます!ありがとうございます! (8月8日 15時) (レス) id: 4b8da87df4 (このIDを非表示/違反報告)
白狐 - あっ楓と空斗は同い年がいいです。色々設定書くの忘れちゃてすいませんm(_ _;)m (8月8日 14時) (レス) id: b97c110fbc (このIDを非表示/違反報告)
舞桜(プロフ) - すいませんちゃんと書いてくれてましたね() ｺﾞﾒﾝﾅｻｲ イメ画たちの方編集してたら見つけました() (8月8日 10時) (レス) id: c24c2c5657 (このIDを非表示/違反報告)
舞桜(プロフ) - 白狐さん» すいません白狐さん 楓さんの守護霊はどんな子がいいですか？？見てくれてたら教えて欲しいです! (8月7日 22時) (レス) id: 4b8da87df4 (このIDを非表示/違反報告)
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