復讐 ページ3
NO side
放課後、あまり使われることのない扉を開けるものが5名
「ほんっと腹立つわ」
「ですよねぇ、彼奴ばっかりチヤホヤされてさ」
「ちゃんと躾けなきゃね」ｸｽｯ
その様子を上から見ている少女
『わしに害が及ぶのはどうでもいいんだが…』ﾌﾜｯ
いつもの調子ふわりと笑いながら言う
でも
次の瞬間、凍りつくような空気を纏う
『俺のものに害をなすものは、、』
ガチャッ ｷﾞｲｨｯ
『祟ってくれようぞ』
彼女たちは扉を通ると膝をつき、目の光をなくして
ぴくりとも動かず、、瞬きもせず、、、声も発さない
『“脳裏にやけつけておけ”』
少女の言葉には力があった
その言葉が彼女たちにまとわり付く
「はぁ！？どうなってんの！？」
「ねぇ！？聞こえてる！？！？」
彼女たちはいつの間にか自分達の教室にいた
ただ、変わったことは
目線がいつもより低く体が動かない、、、声が相手に届いていない、、、
机や椅子になっていた
「いやっ！？ﾔﾒﾃｯ！！！」
「あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"！！！！！！！！！」
「ぃだい"ｯ！！！もう！！…やめてよぉ…」ｸﾞｽｯ
周りの人に蹴られたり…、、思いっきり叩かれたり、削られたり、、窓から投げ捨てられたりもした
その度に彼女達が痛みを感じた
足が折れる
腕がもげた
顔が裂けるように痛い
気絶することもできず、痛みを感じては新たに痛めあげられる
彼女たちは声をあげても無駄と、、、
ただされるがままに苦しんだ
『どうじゃ？机、、椅子になった気分は？』ｸｽﾘ
口元を袖で隠すように笑う
『………このくらいで良いかな』
少女が袖から白い石の棒を出して横に振った瞬間
彼女たちは過呼吸になり絶望したような顔をし、気絶した
少女に一瞬
黒い龍が纏わりついて見えたが何処かへ、、
灰のようになって消えていった
『あ、…』
少女は思った
『_________________…また、、、君に会えるの？』
涙目になる…
『___…帰ってこいよ』
少女の復讐は終わった
後日、彼女たちは教室には来なく
精神病院に入院したらしい
あるものは喋れなくなり
あるものはブツブツと言い何を言ってるか誰も分からない
あるものはずっと悲鳴をあげていた
理由を知るのは少女のみ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 43人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
紫華 - 面白い作品です！続き待ってますので、慌てずに健康に気をつけて！ (5月7日 14時) (
レス) @page37 id: 57cf3b929c (このIDを非表示/違反報告)
舞桜(プロフ) - 白狐さん» いえ違うんです僕がちゃんと見てなかったのが悪いんで（）お二人とも大学生ですかね？設定書いときます!ありがとうございます! (8月8日 15時) (レス) id: 4b8da87df4 (このIDを非表示/違反報告)
白狐 - あっ楓と空斗は同い年がいいです。色々設定書くの忘れちゃてすいませんm(_ _;)m (8月8日 14時) (レス) id: b97c110fbc (このIDを非表示/違反報告)
舞桜(プロフ) - すいませんちゃんと書いてくれてましたね() ｺﾞﾒﾝﾅｻｲ イメ画たちの方編集してたら見つけました() (8月8日 10時) (レス) id: c24c2c5657 (このIDを非表示/違反報告)
舞桜(プロフ) - 白狐さん» すいません白狐さん 楓さんの守護霊はどんな子がいいですか？？見てくれてたら教えて欲しいです! (8月7日 22時) (レス) id: 4b8da87df4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
