蘇る朧げな記憶 ページ16
楓side
『バイバイ、みんな』
その言葉が聞こえた瞬間、膨大な妖力によって強制的に転移させられた
rd 「怜ｯ！！！」
md「やだ…ﾔﾀﾞﾖ…」
くっそ…
楓「怜…ｯ」
空「何で……」
葎「何でみんなを頼ってくれないんですか…あの人は……」
葎は拳を握りしめて震えていた
妖力と魔力の気配を感じる
kyo 「…まだあいつらがいる…」
フードを深く被って表情は見えないが
床に手をついて学校中を見ている顔の下は小さな水たまりが出来ていた
cn「………」
楓「怜……守れなかった……」ｷﾞﾘｨｯ
空「…怜…また無理させちゃった…」
ru「…ｱﾚもしかして」
「まだ怜の事覚えてる？」
何を言ってるんだ？
楓「覚えてるに決まってるだろ？」
空「うん、、何でそんな事……ぇ」
まさかｯ！？
楓「…おいらっだぁ、、怜のじいさんは……」
rd 「…影に消されたよ……」
「“存在ごと”」
俺は怜のじいさん、、北上輝矢との記憶が無いに等しいほど消えていた
あの後怜に熱弁されたが思い出せない
でも、心のどこかで忘れちゃいけないと訴えている自分がいた
頭が割れるように痛い
突然頭に流れ出すモザイクがかった記憶達
「良い子じゃのぉ…そうだ！飴ちゃんをあげよう」ﾆｺｯ
「それは神様からの贈り物なんじゃろうなぁ」
「怜と仲ようしてくれて…ありがとう」
暖かくて…懐かしいふわふわした声が頭に響いた
空「ｳﾞｯ…頭がっ……」
gt 「大丈夫っすか…？」
憎い
悔しい
楓「……ｴｾ」
「怜と輝矢じいちゃんを返してくれｯ！！」
足に力が入らなかった…
楓s「…」
横に座って背中を撫でるようにしてくる狼
rd 「…まだ怜は助かるかもしれない……」
空「………助けたい…」
空「もう怜に、、、あんな顔させたく無い」
空斗のオッドアイの瞳は微かに揺れていて、何処か悲しそうだ
別れ側の怜は
あからさまな作り笑顔で、、何処か疲れたような…諦めたような…冷めたような
でも何処か、ほっとしてるような…苦しんでるような…
分からない曖昧な顔
だからこそ、あんな顔をさせたく無い
怜は僕らの感情が分かるから…いつもはっきりと表情で表すけど
小さい頃から一緒にいたから分かる
楓「もう苦しませたく無かったｯのに…」
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紫華 - 面白い作品です！続き待ってますので、慌てずに健康に気をつけて！ (5月7日 14時) (
レス) @page37 id: 57cf3b929c (このIDを非表示/違反報告)
舞桜(プロフ) - 白狐さん» いえ違うんです僕がちゃんと見てなかったのが悪いんで（）お二人とも大学生ですかね？設定書いときます!ありがとうございます! (8月8日 15時) (レス) id: 4b8da87df4 (このIDを非表示/違反報告)
白狐 - あっ楓と空斗は同い年がいいです。色々設定書くの忘れちゃてすいませんm(_ _;)m (8月8日 14時) (レス) id: b97c110fbc (このIDを非表示/違反報告)
舞桜(プロフ) - すいませんちゃんと書いてくれてましたね() ｺﾞﾒﾝﾅｻｲ イメ画たちの方編集してたら見つけました() (8月8日 10時) (レス) id: c24c2c5657 (このIDを非表示/違反報告)
舞桜(プロフ) - 白狐さん» すいません白狐さん 楓さんの守護霊はどんな子がいいですか？？見てくれてたら教えて欲しいです! (8月7日 22時) (レス) id: 4b8da87df4 (このIDを非表示/違反報告)
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