強欲の後輩 ページ42
アモンside
あぁ…ほんっとうにイライラする
am「何なんあのクソ」
めーんどくさ
手札を潰せ
それがバエル様から頂いた命令
後少しで自滅してくれる
だけど本当にめんどくさいのはあの人からの圧されている人間共
切りたくても切れない
まさに共闘しようとして来るので
それを今から無理やりぶっちぎる作業をする
あー…
あの人の歪んだ顔見れるかなぁ
am「…フッw」
「楽しそうですねアモン様」
am「いやぁ…実に楽しみだ」
部下に連れられ来た地図上赤に塗りつぶされた国
その地下にある研究施設に入っていた
此処にいる人間たちは元は全員弱い
故に集まり大きくなり強くなった気でいる
すれ違う人間達を横目に“核心”にまとわりつく線を躊躇うことなく燃やす
少し行くと人間がたくさん居た
…
am「…チッ」
ゲロ臭い…ゾンビどもよりはマシだが腐敗臭もえぐい
鉄の匂い……ふむ…人間を使って実験をしてるのか?
そこら中に散らばっている資料にはそれぞれ魔法陣や調合方などがつらつらと書かれている
……やっぱ人間って馬鹿だよね?
全部違う…失敗しかしてねぇじゃん
見た事ない…え?めちゃくちゃじゃん何これ…
、、、…うわぁ…んだこの“核”…Aらと違って濁ってやがる…これか、腐敗臭
まじで臭い…うっわ見たくもないわキッショさっさと死ねば良いのに
am「はぁ〜〜…馬鹿ばっかりじゃねぇか…」
「……あの…アモン様…」
am「んだ?」
「人間の核心を覗くのは良いんですが…これでは血祭りです…」
am「ん?…あ、」
気づくと無意識にこの部屋に居る人間を殺していた
床の資料には口から漏れ出た火で燃え、
…真っ赤な手のひらに爪にくい揉むどぶ色…焦げたり赤く染まった服…
am「俺の手汚なッ…」
「はぁ…よかったんですか?殺して」
am「問題ないだろ」
命令の内容は手札を潰す
殺すなり生き地獄にさせたり、そこら辺は自由って訳だ
am「…この扉こんなに凸凹だったっけ?」
「ハァ…貴方様がさっき暴れてたんですよ??本当に…」
え?なんかごめん
イライラすると周りが見えなくなるの…直さなな…
取り敢えず転移して上空に出る
…まぁ、この土地はもう良いんじゃない?
am「次どこ?」
「あっちです」
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A国
ナタリside
「…ナタリ様、K国の研究所に連絡が尽きません」
nt「…大丈夫…まだ手札があるから」ニコッ
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