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ut 「加護石って世界に2つしか無いんとちゃうん？」
『…それは違うな』
この前の会議で見た2つ
黄色いのと緑色の
世界で2つしか無いものをあの2人にやるんか…って思いながら見とったけど
こんな大きな加護石は見たことない
作れるってこと？
『知らない方が得だぞ？』
ut 「えぇ…ｯ」
一瞬感覚が麻痺して視界がぐらついた
首を跳ねられたような…そんな感覚
急にリアルに引き戻される
『勘のいい餓鬼は嫌いじゃないが…手を煩わせてくる餓鬼はあんまり好まなくてな』
zm「？」
ut 「わぁ…ﾊｲ」
これ以上この話題はやめとこ
試しに丁度5階のベランダでシッマがタバコを吸いよるのが見えた
ﾀﾞﾝｯ
kn「」
シッマのタバコの火スレスレで撃ち火を消す
遊び感覚で打ってもうた
『ちゃんと消えたな』
zm「あれ？シッマ…ｯwwww降りて来てんで！ww」
kn「おっ前ｯ！！！死んだかと思ったやんけぇ！？！？！！！」
『ｳﾙｻｯ』
zm「wwwwwwwww」
ut 「ちょ、ｲﾀｲ！！そんな叩かんでええやんｯ！！」
kn 「ほんま…ﾊｧ…訓練所行けや……何やその銃」
ut 「ええやろ〜Aが作ってくれてん！」
kn「…ふーん」
お？嫉妬か？
ut「ええやr((kn「A」
『ん？』
kn「次の訓練で1番長く生き残れたらご褒美くれや」
『分かった』
…なんか
ut「…ふーん」
これがAの素なんかな？
kn「何や大先生嫉妬か？」
ut「ちゃうわ」
zm「俺もご褒美頂戴？」
『分かった…』
zm「ふーーーーーーん！！！」
え？
ut「お、俺も！」
『…ﾊｧ分かったお前ら…』ﾊｧ
『訓練ちゃんとしろよ？』
その時、インカムの音が鳴り響く
〈『どうしたエーミール』〉
em〈「あ、突然すいません この後戦略をグルッペンさん達と練ろうと思ってて」〉
〈『分かった いつ行けばいい？』〉
em〈「1時間後…11時頃でどうでしょうか」〉
〈『分かった11時に行く』〉
em〈「ありがとうございます！」〉
ﾋﾟｯ
zm「なんか…Aって“分かった”ばっかり言うの変わらんよな…」
『できるできる』
kn「ぶっ倒れんでな？」
『倒れるときは自分から寝るわ』
ut「添い寝してあげよか？」
『…』
zm「それはないわ大先生」
「ﾆﾔｧ…」
kn「姉貴、大先生縛っとこか？」
『部屋の鍵暗証番号にしてやろうかな』
ut「ｼﾄﾞｲ()」
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