復讐劇ラストショー【d!】【^ら^】 (ページ34)

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遠距離部隊隊長の逃走ページ34

ut side

やっほー皆、僕だよ☆

只今逃走中です

ほんま、こういう時に千里眼って便利やわ

なんか他の幹部も総出で探しとるらしい

皆んなが朝食いよる間にチーノと逃げてん

え？何から逃げとるかって？

ちょっと…今朝偶々に早起きしたらロボロの朝練が見えてしまってん

シッマとショッピ君が全身筋肉痛で死んどるんやろ？

そりゃなるわ筋肉痛

ut 「メガネ邪魔やなほんま」

chi 「わいはひとらんさんになっときますわ」

そう言い目の前のチーノはひとらんに変身した

Aの位置を探る

…居ったわ

廊下で目を瞑って立ってるA

『…』

ut 「ｯ…やっべ」

目が合った

さて、逃げよ

取り敢えずフロアから離れるべく階段へレッツゴーや

んで窓から出て中庭を忍び歩く

まだひとらんはきとらんし…

ﾁﾘﾝ

ut 「」

「ﾆｬｰ」ﾁﾘﾝ

ut 「なんや、ピコか」

ショッピの猫やん

「にゃーー、にゃーーにゃーーーニャーーーーー」

zm 「こっちか？」

ut 「ﾌｧｯ！？」ｽﾀﾀﾀﾀｯ

zm 「ぁ大先生〜〜w待って〜ww」ｽﾀﾀｯ

いきなり強キャラとか聞いてへんって！！！！！

ut 「見逃してぇ〜〜〜！！！」涙

『よっと』

ut 「み"ｯ！？」

『逃げれると思うなよ屑』
『ゾム、皆に報告頼んだ』

ut 「辛辣ｯｯ」

『チーノはもう捕獲済みだ』
『先にチーノの隊を訓練に出した』
『午後はお前らだからな』

無表情で死刑宣告してくるA

『そうだ大先生、はいこれ』

ut 「んぇ？」

zm「何やそれ！！」

『大先生専用の狙撃銃だ』

ut 「え…」

思わぬプレゼント…

背中にずっと背負っていたであろう銃を渡される

全体的に重さはあるけど背負って負担が少ない

試しに構えて、ストックは肩に丁度フィットする

『これ銃弾が特殊でな、、、これなんだが』

zm「見たことない形やね」

『あの4人組が作った薬品が混ざってる』

ut 「試し撃ちしてええ？」

『どうぞ』

そう言いゾムとAは距離をとった

え？そんな離れる？

『やれ』

ut 「…え？」

驚きしかない

見たいところを覗ける

真っ直ぐになら何処までも打ち抜けてしまいそう

『スコープに手を加えてお前の目の具合に合わせて調節、中で出力も調節される』
『欠点は変化球出来んぐらいやな』

ut 「これ…これ！凄いで！！は！？！？意味わからん」

zm「なんかこの藍色の部分はツヤツヤやね」

『加護石だからな』

加護石…

ut 「加護石って…」