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『ゾムが気づかないからそのまま真っ直ぐ壁に突き刺さったな』
sha「はぁかっこよ」
zm 「フーーーンええやろ」
『次、エーミール』
em「…」
「あの…」
『ん？どうした？』
em「…あなたは昔、森でよくコロッケを食べてたり…？……ｼﾀﾘ」
少し上擦った声で聞いてくる
コロッケ…あぁ、
その言葉に、グルッペン、オスマン、ゾムは勿論
大先生、コネシマ、レミリアにトントンも反応を見せた
…そういやあの資料室に研究記録のなくした部分見つけてなかったな
『まぁ…コロッケは腹が満たされるからな』
zm 「…え？…」
em「…いつ作ったんですか？…この石達は」
『建国前には作り方を知ってたからな、、建国後すぐだ』
この感じ、エーミールは作り方をみてしまっただろう
『安心しろエーミール、俺はそこまで冷血じゃないぞ？』
em「…貴方がそう言うなら…」
gr 「(意味深…)」
確か…あった
『ん』
em「メガネ…？」
『そいつは…気まぐれだけど、お前を選びそうだからな』
生きてるわけではない…ただの物に過ぎないが
em「…どこにも異変は感じませんが…」
『元は人に気付かれずに“ある”んだからな』
『度数はそれが勝手に調節してくれるから普段使用も可能だ』
『接敵でもした時にかけてみるといい』
em「はぁ……？」
『ショッ…ロr…違う、クソね…間違えた、ショッピ』
shp 「喧嘩しますか？」
『肉片にしてやろう』
shp 「んで、俺のは？」
『はい』
紫の金具が所々付いたゴーグル
『接近戦になる可能性がある、その時はこれ使え』
shp 「効果は？」
『付けりゃ分かる』
ut 「説明が段々雑になってへん？」
『ﾁｯ』
ut 「ｺﾜ」
めんどくさい
金庫の中身を全て説明する
使い方、実際にやってみせたりもする
『注意する事は以上、質問ある？』
sn「武器の管理は何処で？」
『特殊部隊訓練所だ』
kn 「訓練メニューも変えた方がええよな」
ふむ…
『そうだな…合同訓練でもするか？』
zm 「特殊部隊って…今何人おんの？」
『知らん』
rb 「まさかの知らん…」
gr 「じゃあ各部隊日替わりで合同訓練をやろうじゃないか」
後で訓練所に行くか
会議は終わった
戦争まで三ヶ月
彼方も本気で潰しに来るらしい
訓練所で話をつける
当日のルールも伝え、全員への伝達も頼んだ
こりゃあ各部隊の反応、対応が楽しみだな
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