説教 ページ15
《会議室》
tn 「そういう事するんやったら前もって言えやぁ！！」
『デコに皺増えんぞ』
tn 「喧しいわい！！」
現在進行形で、グルッペンと共にトントンに説教を受けています
会議室の机に座って胡座をかき、それを見上げる様に正座をさせられる
あと俺の右にしゃがんで真横で説教して来るのが1人
sn「ねぇ？言ったよね？？」
『…』ｽﾝｯ
sn「何でこんなとこの関節外れて…挙句放置してんの？？」
今さっき帰ってきた皆怪我がないかとか見てもらった際に見つかった
黙っとくつもりだったけど…
『変装したから外したら直らなくなってた』
sn「何で肩の関節外すかな」
『肩幅をなるべく大きく見せたほうが男に見えるだろ』
何言ってんだ此奴？
変装するなら徹底的にしないとバレるだろ
sn「だから…ﾊｧ……自分の体を大事にしてって言ってんの！」
tn 「大体何で俺らを騙す様な変装したん？」
人の性格は中々に変わらない
『…イストは他者の前で好評…高い評価が貰えるのであれば人だって殺す』
『今回の変装が無ければ、俺はぐちゃぐちゃになってたぞ？』
昔…人を使って実験してた彼奴は何人も肉片に変えて来た
イストの下に着かせる為に脅したり、時には自慢するかの様に…何人も
gr 「お前の術を使えば免れたんじゃ無いか？」
『あの場で使えばお前の手札が一瞬でも見えたのと同じだ』
tn 「…もうすんなよ」
トントンの言葉が止まるがすぐに口を開いた
tn 「痛みがわからんからって…自分を無碍に扱うな
俺ら皆、お前が心配で…大切やねんから…」
大切…ね…
自分を無碍に扱った記憶はない
死なない程度にいつも生きてきた
元に死んでないし、死にそうだったらペ神の所にちゃんと行ったはずだ
飯だって最近は此奴らとよく食べる様になった
…俺だってお前達が…俺にとって大切だった
だから距離だってある程度は置いてた
…何でだ？
俺はお前らと過ごして…
…背後から何か来る
そしてそのまま前のめりになるかと思ったが軽かった
首後ろから腕が伸びてきてそのまま抱きつかれる
レミリア「」ｷﾞｭｯ
『…』
『…どした』
レミリア「私知ってるよ？」
『何をだ？』
レミリア「皆が大好きなの」
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