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em side
今日の予定は一日中この資料室の書類を整理する事
…そう
em 「広すぎやろ…」ﾊｧ
建国記念の日資料から始まる最初の資料室
ちなみにうちの要塞には3つ資料室があるんですけど此処が1番広いんですよ
em 「うわ…懐かしいですね…」
エンブレムの石像を背景に皆さんと撮った写真…
まだこの中にはゾムさんもロボロさんもいらっしゃらない
em 「そう言えば…」
この時にはもう我々はAさんに欺かれてたんですね
…ん？裏にもう一枚…
変装していないAさんとグルッペンさん、ぴくとさんの3人が写ってる
これは…建国のあの式典の時に着ていた物？
総統室で撮ってる…
em 「いつの間に…」
あぁ…この時から内ゲバによる被害は大きかったんですね…
他の資料とかは誰かが触った形跡はありませんし
人の出入りが少ないからあんまり散らかってないんですよねぇこの部屋
ん？
em 「おや？これは…」
資料の入っているファイルとは違う
所々変色していて不気味な雰囲気を放っている
ｶﾀﾝ…ｶﾗｶﾗ……
em 「なんですか、これ」
宝石の様なその石を拾い上げ
ファイルをめくる
一つ一つ細かく綺麗な几帳面な字で書かれている
実験の記録…
ｯ…これって…
こんな物…
em 「た、、やばいんちゃうか？」
こんな物作るのはクラレ先生かAさんのどちらかだろうけど…
見なかった事にしとくか？
…
ある文字が目に入る
em 「これは…」
その文字を読んだ時
何故か自分はポケットにそれを入れていた
直感的に自分が持っておかなければいけないと判断した
術師になる為には…悪夢を見るのか…？
以前も似た様な文献を見た気がする…確か…あれも実験とかの記録ファイルだったはずだ
em 「長くなりそうだ…」
______________________
os side
明日は…あの人んとこかぁ
os 「めんどくせぇ〜」
gr 「わざわざそれを言いに来たのか」
アリー「何がそこまで面倒くさいのですか？」
…言って大丈夫やろうか…
…まぁいっか、変に動けば殺されるのこいつやしな
os 「この後スカイ家の御当主サマが来るから、その相手をせなあかんの」
アリー「あー…」(察し)
「あの人？」
os 「多分その人で合ってんで」
gr 「コネシマの墓(仮)に来るんだとさ」
ほんまあの頑固なじじぃめ…
os 「今回はすぐに帰ってくれるとええんやけど…」
アリー「嫌われてらぁ」
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