ガーネット

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Aside

今日は、24日。

医者には関係のない、クリスマスイブ。

森「末永先生、おはよう。」

「おはようございます。」

今「おはよう。」

森「今日、イブだし彼氏と過ごすの？」

「そんな人、いません。

それより、森本先生は轟木さんと？」

森「それがさ〜k」

「聞きません。どうせ、結婚破棄

とか、ですよね？」

森「元カレが忘れられないんだってよ！」

今「じゃあ、何で結婚を？」

「女子は、そういう生き物ですよ。

誰だって、恋したいですもん。」

今「じゃあ、やっぱり」

「いません！ 全否定です！」

森「好きな人、いないの！？」

「さぁ？どうでしょうね。」

森「絶対いるでしょ。

救命だと……藍沢とか？今岡も？」

「あ〜、藍沢先生は無理です。

あの人、何考えてるのか？？？」

森「じゃあ、今岡のタイプは？」

今「考えたことないですけど、

個の過酷な救命でも、

笑顔に皆をしてくれるような人。」

「藤川とか？？」

今「あれは……調子に乗りすぎかな？(笑)」

「ですよね〜。もう、乗りすぎ。」

森「てことで、君たちも楽しんでね〜。

良い、クリスマスイブを〜。」

「良い、クリスマスイブか…………。」

今「そんなに深く考えなくても……。」

「若い子達は、冬休みですし

パーティーとかやったりするのかな。」

今「やれば？同期で。」

「それが、白石先生は昔の友達と。

緋山先生が、当直で。

冴島さんが、多分先約いて……。」

今「藤川先生と、藍沢先生は？」

「さすがに、この二人は…………？」

今「じゃあ、いつものところ行く？」

「え？何で、今日？」

今「なんにも、することないし、

それも、いく予定だったから。」

「じゃあ、洋子さんにも用事あるし、

６時半に、きます。」

今「了解。」


あり得ないよね。

指導医と、クリスマスイブを過ごすとか。

黒田先生いたら、怒られるかも。

軽く、クリスマスプレゼントとして、

何か買っていこうかな。

ちなみに、洋子さんにはもう買ってた。

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