夜兎の鬼狩り【銀魂】【鬼滅の刃】

第7話 ページ9

光太郎side

『じゃあ、僕に呼吸教えてよ！』

え？なんでそうなるんだよ。



目の前のAという奴は目を輝かせてた。


『呼吸を教えると言うことは、鬼殺隊に入るということと同じだぞ!?』


流石に鬼殺隊に入らない奴に呼吸は教えられない。というか、そんな半端な気持ちで覚えられるもんじゃない。


「知ってるって！僕鬼殺隊に入りたい！」


『お前人の話聞いてたのか？』


鬼殺隊は鬼を斬る。すなわち、鬼と戦う。

死ぬことだって珍しくない。




お世辞にもこいつは、体格は良くない。




『俺の呼吸を教えるのは、難しい。』


「なんで？」


『…俺は特異体質だ。筋肉の密度が常人の何倍もある。』

『だから、他の呼吸が合わなくて、自分で呼吸を考えた。だからなのか、教えても途中で体が壊れる。』



「へー。そんなに凄いんだ!!ますます教えて貰いたい！」



ほんとに話聞かねえなコイツ…


『無理だと思うぞ…お前見るからに筋肉ねーじゃん。』



そう言うとAはきょとんとしていた。



まさか…自分に筋肉あると思ってたのか？


「なくても鍛えればいいでしょ？僕はあるけど。」



いや、ねーよ。お前。自分の腕見ろ。

はあ…っと俺がため息をつくとアイツが

「じゃあさ」と言った。



「コータローが言ったことが出来たら僕に呼吸教えてよ。」




…やってみるだけやってみるか

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