第38話 ページ41
箱から禰豆子が出てくる。
『「禰豆子」』
おー。デカくなった。鬼も出来るんだっけ…
善逸がなんかいいご身分とか俺の流した血を返せ!とか言ってるけど、僕にじゃなかったので無視した。
『禰豆子!久しぶり』
禰豆子が抱きついてきたので、僕も禰豆子に抱きつく。
『なんか久しぶりだなの感じー可愛いねー』
僕は遠い日の神楽を思い出す。あの頃は可愛かったな…
ブンッ
『わっ!』
善「おいA…顔が良ければなんでもしていいって事じゃねぇぞ。早くその子から離れろ」
『何を言ってんの?』
善逸は夜明けまでこのテンションだった。
*
『おっ!塞がってる』
刺傷は次の日には治っていた。
善「治るの早過ぎない?怖いんだけど。」
伊「おいA!俺と勝負しろ!」
名前をよく間違える伊之助だが、僕の名前だけは間違えなかった。
まぁ、地面に体埋めたからな。
炭「A…昨日善逸が煩くて聞けなかったんだけどさ、なんで昼間から傘を差してるんだ」
『それは僕が夜兎だからかな。』
「「「夜兎?」」」
いつか来ると思ってたよ。それ。
『そういう種族があるんだよ。僕はここから離れた所から来たから知らないかもね。』
江戸とか天人とかは言わないでおく。
…だって多分笑われるし。
炭「どんな種族なんだ?」
『んー。戦闘種族かな。怪力で太陽の光に弱いから、傘を持ってるのが特徴だよ。あと傷の治りが早くてその分よく食べる。まぁ、小さい頃から戦ってたから闘いには慣れてるよ。』
善「最強かよ!絶対死なねぇじゃん!羨ましい…」
『……もう一度いうけど夜兎は戦闘種族。闘うために生まれてきたようなものだよ?確かに他の奴らより丈夫かもしんないけどさ、本能が戦いを求めてるから、戦って死ぬ事も珍しくない。』
善「…俺は無理だわ。」
『僕と兄さんみたいに闘うのが好きな奴もいれば、人をむやみに傷つけるのを嫌う妹みたいな奴もいる。』
炭「兄妹がいるのか!?」
『まぁね。』
そこまで口を開かなかった伊之助がこの話の触れなかった所に触れた。
伊「じゃあお前は人を殺した事があんのか?」
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こーめい。(プロフ) - 七味+おもちさん» そうですね。少し変えようと思います。アドバイスありがとうございます。 (2019年8月15日 18時) (レス) id: 2d760cd8e3 (このIDを非表示/違反報告)
七味+おもち(プロフ) - 改変、と言いましても月の前に花とか好きな漢字を入れたりするとか…ということです。 (2019年8月15日 17時) (レス) id: ff189753ce (このIDを非表示/違反報告)
七味+おもち(プロフ) - 一応月の呼吸は大事なポジの人がやってるのでもし完結するまでやるとしたら改変した方がいいんじゃないかなと思います。とても面白いので頑張ってください (2019年8月15日 17時) (レス) id: ff189753ce (このIDを非表示/違反報告)
こーめい。(プロフ) - 富岡さんが可愛いくて仕方ない隊メンバーさん» ありがとうございます! (2019年8月12日 22時) (レス) id: 9049daade0 (このIDを非表示/違反報告)
富岡さんが可愛いくて仕方ない隊メンバー - 私も単行本派です!だから気にしません!夜兎は強すぎるから、読んでて面白い!頑張って下さい! (2019年8月12日 19時) (レス) id: 774efab444 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こーめい。 | 作成日時:2019年8月6日 15時