夜兎の鬼狩り【銀魂】【鬼滅の刃】

第27話 ページ30

炭治郎side

鬼舞辻の呪いというものは、とても恐ろしかった。

まさか自分の仲間までも殺すなんて…

救いがない…

貴「鬼舞辻は本物の鬼だね。」

『うん。』

本当に残虐だった。

あんなものは初めて見た。恐ろしかった。


だけど、Aは表情1つ変えなかった。

少し最後に哀れんだ匂いがしただけ。


Aは一体どんな人生を送ってきたんだろう

………………………………………………………Aside

僕らは珠世サンに呼ばれて地下に行った。

炭「禰豆子」

禰豆子が炭治郎に抱きついてる。

微笑ましいねー。うちの兄妹は考えられないや

想像するだけで可笑しいw

『おっ』

僕にも抱きついてくる。可愛い。

抱きつかれたのは神楽以来かもしれない。

そして、くるっと回り、珠世サンに抱きつく。

あれは…愈史郎怒ってるね。

珠「先程から禰豆子さんがこのような状態なのですが…大丈夫でしょうか」

炭「大丈夫です。多分二人のことを家族の誰か誰かだと思っているんです。もちろんAもな。」

えっ。そうだったの？

禰豆子って暗示かかってたんだ。初耳。

炭「俺…禰豆子に暗示かかってるの嫌だったけど本人の意思がちゃんとあるみたいで良か…」

珠世サンが泣いた。

やっぱり嬉しいよね。自分は鬼なのに。

人と認識されるの。

皆と違う自分が認められるのは。

炭「すみません！禰豆子離れるんだ！失礼だから！」

『炭治郎…違うと思うよ？』

珠「ありがとう禰豆子さんありがとう…」

やっぱり。


珠「私たちはこの土地を去ります。」

鬼舞辻は珠世サンを探しているらしいからね。

大変そうだ。

珠「禰豆子さんは私たちがお預かりしましょうか？」

確かに鋭い人もいる。バレれば禰豆子が危ない

愈史郎嫌そうだけど。めっちゃ首振ってる。


炭「俺達は一緒に行きます。離れ離れにはなりません。もう二度と。」

そうだね。やっぱり家族は揃ってなきゃ。

だよね？お母さん。

炭治郎が日が刺してるから箱を取りに行こうとすると…

愈「炭治郎。お前の妹は美人だよ。」

「ついでにA。お前の髪や目は綺麗だよ」

『…なんでついでにしたんだよ。』

で、炭治郎が上に行くから僕も行こうとすると

珠「Aさん。鬼舞辻に宣戦布告したとはどういう意味ですか。それにあの体の強度…普通の人間にはありえない。」

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