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第13話 ページ16

僕は鬼の腕を斬って、逃げようとした奴に近づいた。


『何してんの?』

「何って逃げるんだよ!お前もそんな体じゃ切れるわけない!」

『あの人はアンタを助けてくれたのに?』

「そんなのあいつの勝手だ!俺はこんな所で死にたくない!」



『…そっか。最低だね。』

僕はソイツを置いて鬼の所に行った。

『(今の時代にも、あんな人はいるんだね。)』


見ると、彼は立ち上がっていた。


炭「俺の事を助けてくれたのは君か?
ありがとう!!!」

『…腕を切っただけだけどね。なんで分かるの?』

キミ気絶してたじゃん…ちょっと怖。

炭「俺は鼻がいいんだよ。ここに君の匂いがしたから。」

『へー…凄いねw』

犬みたい…と思っていると鬼の腕が再生した。

『ほんとに直るんだー』

鬼「お前、珍しい血だな
お前も食べよう」

珍しい血?夜兎だから?



下から変な気配がする…

すると、下から手がめっちゃ出てきた。


僕と彼は飛んで避けた。

だけど、彼に腕が迫ってくる。

『ソイツはキミの敵なんでしょ?僕が腕を切っておくから、首を切りなよ。』

僕は腕を切ってそういった。


炭「!ありがとう!」




すると、彼は綺麗に鬼の首を切った。


ボロボロ鬼は崩れていく。
そして、彼は


鬼の手を握った。


『(自分を殺そうとした人にも同情できるんだ。この人。)』



身内でも、知り合いでもないのに。







…きっと僕には、できない。

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こーめい。(プロフ) - 七味+おもちさん» そうですね。少し変えようと思います。アドバイスありがとうございます。 (2019年8月15日 18時) (レス) id: 2d760cd8e3 (このIDを非表示/違反報告)
七味+おもち(プロフ) - 改変、と言いましても月の前に花とか好きな漢字を入れたりするとか…ということです。 (2019年8月15日 17時) (レス) id: ff189753ce (このIDを非表示/違反報告)
七味+おもち(プロフ) - 一応月の呼吸は大事なポジの人がやってるのでもし完結するまでやるとしたら改変した方がいいんじゃないかなと思います。とても面白いので頑張ってください (2019年8月15日 17時) (レス) id: ff189753ce (このIDを非表示/違反報告)
こーめい。(プロフ) - 富岡さんが可愛いくて仕方ない隊メンバーさん» ありがとうございます! (2019年8月12日 22時) (レス) id: 9049daade0 (このIDを非表示/違反報告)
富岡さんが可愛いくて仕方ない隊メンバー - 私も単行本派です!だから気にしません!夜兎は強すぎるから、読んでて面白い!頑張って下さい! (2019年8月12日 19時) (レス) id: 774efab444 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:こーめい。 | 作成日時:2019年8月6日 15時

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