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第10話 ページ13

遂に最終選別の日になった。


「半年でここまで出来る奴はそうそういない」


『そうなんだー?』

僕はそう言いながら、包帯を巻いた。
走りながら傘を差すのは面倒臭い。

「本当に太陽がダメなんだな。」


『まぁ、当たっただけじゃ死なないけど。』



師範には、夜兎について少し話した。
まぁ、太陽が苦手〜とか、怪力とかだけどね。

僕は鳳仙のように当たっただけじゃ死なない。


兄さんや神楽もだけど…


『じゃあ、行ってくる!』


「あぁ。生きて帰ってこ…お前は大丈夫か。」


『あはは。ご期待に添えるように頑張りますよ〜』




えーっと藤襲山に行くんだっけ?


まだ時間あるよね…よし!!


団子食べて行こうかなー。ご飯ないらしいし。






店主「あんた…そんなに食べて大丈夫か?」


『ん?』


店主が変な目で見てきた。

まぁ、僕が団子100本食べたからなんだけど。


夜兎にとって、これは普通なんだけどね…



『はい。代金。ねぇ、藤襲山ってあれだよね?』


僕は一応聞いてみた。

だって、間違えて受けれなかったら、嫌だし。




「何言ってんだ?藤襲山はあれだぞ?」


そう言って店の人が指したのは、遠くの山だった。



『………まじ?』



「てか、あんたあの山に何しに行くんだ?
あそこは危ない…って居ない?」






『あの糞ジジイ…間違えたなァァ!
コノヤロォォォォォォォォォ!!』


僕は大声を出して走った。
夜兎でも、間に合うか不安な距離…


そう、僕は時間があると思って、ゆっくり食べていた。




『間に合わなかったら、恨むからな!』


僕は急いで向かった。




あとから聞いたけど、僕が話を聞いていなかったらしい。

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こーめい。(プロフ) - 七味+おもちさん» そうですね。少し変えようと思います。アドバイスありがとうございます。 (2019年8月15日 18時) (レス) id: 2d760cd8e3 (このIDを非表示/違反報告)
七味+おもち(プロフ) - 改変、と言いましても月の前に花とか好きな漢字を入れたりするとか…ということです。 (2019年8月15日 17時) (レス) id: ff189753ce (このIDを非表示/違反報告)
七味+おもち(プロフ) - 一応月の呼吸は大事なポジの人がやってるのでもし完結するまでやるとしたら改変した方がいいんじゃないかなと思います。とても面白いので頑張ってください (2019年8月15日 17時) (レス) id: ff189753ce (このIDを非表示/違反報告)
こーめい。(プロフ) - 富岡さんが可愛いくて仕方ない隊メンバーさん» ありがとうございます! (2019年8月12日 22時) (レス) id: 9049daade0 (このIDを非表示/違反報告)
富岡さんが可愛いくて仕方ない隊メンバー - 私も単行本派です!だから気にしません!夜兎は強すぎるから、読んでて面白い!頑張って下さい! (2019年8月12日 19時) (レス) id: 774efab444 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:こーめい。 | 作成日時:2019年8月6日 15時

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