夜兎の鬼狩り【銀魂】【鬼滅の刃】

第21話 ページ24

無「お前は人間か？鬼か？」

『僕はそのどっちでもないよ。』

無「ならなんだ。」

『戦闘種族の夜兎…知らないでしょ？』

無「聞いた事がないな…それよりお前、鬼にならないか？」

『は？』

無「お前のその力ならすぐに十二鬼月になれるだろう。上弦もたやすい。」

『生憎だけど、鬼になれば見た目も変わるし、記憶もなくなるんだよね？』

『僕はこの容姿を気に入っているし、無くしたくない記憶もある。』

無「…ならここで死ね。」

『それも断る。僕はアンタに言いたい事があるんだよ。ホントは戦いたいけど、炭治郎が待ってるからね。』

無「………」
．．
『アンタに宣戦布告をする。お前の首は今度こそ必ず僕が取る。絶対に逃がさない。』

ドンッ

僕が上に向けて発砲すると、騒がしくなる。

『じゃあ、そういう事だから。じゃあね。』


無「待て…ﾌｯ その布告受けよう。せいぜいここまでくるといい。必ず、お前を潰す。」

『！ﾊﾊｯこりゃ以外だ。』

無「名前は」

『A』ｸﾙｯ


こういうタイプは無視するかと思ったのに。

面白い。お前は僕が必ず倒すよ。



鬼舞辻無惨

………………………………………………………

鬼舞辻side

そう言って奴は布を翻す。(マントを付けてる)

あの髪色に傘…おかしな奴だ。そして、あの耳飾り…

ﾊﾟﾁﾝｯ


「「なんなりとお申し付けを」」

『耳に花札のような飾りをつけた鬼狩りと月のような飾りをつけた鬼狩りの首を持ってこい』

『いいな』

……本当はあの餓鬼はあそこで鬼にするつもりだった。

あんな逸材はそういない。

だが、あの目。あれは餓鬼のする目ではない。

少し興味が湧いた。




アイツのいう夜兎に。

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