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十話 ページ12

A『………チッ』

あぁ本当に忌々しい
元はと言えばウェアリーナ家のせいでラティック家が追放されたんだ…


少し昔話をしよう



数百年前いやもっと前からだっけか
ラティック家は代々ドラコニア一族に仕えていたんだ、なんならウェアリーナ家やヴァンルージュ家よりも前からだ
だから周りからは信頼が厚かっただが
アイツのせいでラティック家の信頼は一瞬にして消えた……本当にあっけなかったよ

庭で怪我してた妖精を手当してたらアイツがそれを虐めたと勘違いして皆に広めた
次の日からは本当に地獄の日々だったよ
毎日毎日石を投げられ、家には落書きをされ
数ヶ月後には追放されて挙句の果てに父親を目の前で殺されて、そのせいで心が壊れてオーバブロットした母親に僕は下の兄弟達を庇って死んだ

次に目覚めたときにはいつの間にか数百年経っていて、数百年たった今でもラティック家は嫌われていることを知った

とても悲しかった
アイツとはとても仲良くしてたのに
いつしか悲しみが恨みや憎しみに代わり復讐しようと心に決めた

両親の仇そして今の両親もアイツのせいで苦しんでいるだからせめて自分の子孫くらいは救ってあげたかったから僕がアイツを………妖精族を………
茨の谷の奴等を皆殺しにしてやる














たとえ自分の命を捨てることになったとしても……

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作者名:ケッチノヒタイカニ | 作成日時:2023年9月16日 13時

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