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「驚いていただけましたか？」
フフッと笑ってAが言った。
「驚いたも何もあなた、アニメーガスなんですか！？しかも、ハイブリッド生物ではありませんか！」
マグゴナガルが言った。冷静な彼女にしては珍しいほどに驚きを表現している。
「そうですね。私だって習得した際は驚きましたよ。アフリカ魔法省にはサーバルキャットで登録してあります。まぁ、ワガドゥーにはアニメーガス習得者が数十人いますから、アニメーガス自体は特に珍しいわけではないのですが。」
Aは言った。
「さっきの様子を見るとAはアニメーガスのままでも魔法が使えるのじゃな。」
ダンブルドアが言った。
「そうですね。魔力を持つ生物なので、触ることで物体を変化させる魔法は使うことができます。流石に閃光は打ち出せませんけど。」
Aは言った。
「いやいや面白い。世界は日々進化しておるのじゃな。わしもおちおちしておれんの。」
ダンブルドアはそう言って笑う。
「ラフマット校長はあなたのことを今世紀最高の魔法使いとおっしゃってましたよ。まだまだ私なんて足元にも及びません。」
肩をすくめてAは言った。
「じゃあ、君は来世紀最高の魔法使いじゃな？」
からかうようにダンブルドアが言う。
「ご冗談を。」
Aが笑う。
他の教師陣はダンブルドアと談笑するAを畏怖のこもった目で見ていた。ホグワーツの生徒とは技量が桁外れに違う。
「どうかされましたか？」
Aが今まで黙っていた教師陣の方に目を向けた。
教師陣は困ったように目配せした後、
「いやいや、ホグワーツの学生とはやはり違うなぁ、と思いまして。」
フリットウィックが代表して答えた。
「そうですか？まぁ、施される教育が違うので仕方がないかと。私は杖を使う魔法はあまり得意ではないし……。」
ローブから杖を取り出してAが言った。
「それは、杖が合っているかにもよると思いますよ。先ほど合ってるかわからないとおっしゃいましたし、イギリスには老舗杖メーカーがありますから寄って帰ってはどうでしょうか？」
フリットウィックが言った。
「それは良い考えじゃな、フィリウス。夕方になったらダイアゴン横丁に行って学用品を買えば良いじゃろう。制服も作らねばならぬしの。」
マダム・マルキンをホグワーツに呼ぼうかとも思ったのじゃが、とダンブルドアが言った。
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ウルズ(プロフ) - コメントありがとうございます。まだまだ夏休みなので新学期になればキャラと絡みます。アルビノキャラなので出来るだけアルビノについて調べて書いています。これからもよろしくお願いします。 (2017年4月15日 17時) (
レス) id: 92bc4a950c (このIDを非表示/違反報告)
しぇるふぃあ。@アイスランドに堕天使探しに行かなきゃ - 夢主ちゃん末恐ろしすぎますね…！これからキャラとの絡みもあるのでしょうか？種々の特殊設定も細かく書き込まれていて好きです。私も更新楽しみにしています！ (2017年4月15日 16時) (レス) id: 2fca820d76 (このIDを非表示/違反報告)
ウルズ(プロフ) - コメントありがとうございます。更新頑張ります！ (2017年4月15日 15時) (レス) id: 92bc4a950c (このIDを非表示/違反報告)
皐月(プロフ) - 面白いですね！読みやすいです！更新楽しみにしています☆ (2017年4月14日 20時) (レス) id: f0f433f416 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ウルズ | 作成日時：2017年4月9日 11時
