【銀魂】現在別居中

5話 ページ7

近藤side


言えない……


さっきまで忘れてて、ついさっき思い出したなんて言えない……


どうしよ……


近藤「すみません」


「ねぇ？大丈夫？私の言ってることわかる？」


近藤「ほんとにマジですみません。ごめんなさい」


「……ﾁｯ ウザっ何？嫌がらせ？何でって聞いてるのに、謝られても困んだけど
それとも何か言えない理由でも？」


近藤「…………」


やばいよ

この人貧乏ゆすり始めたよ…

さっき口鳴らしたし…


初対面の人にここまで緊張したのは初めてだよ…


というか、この人誰？




「…………はぁっ」




ため息ついてるよ…

この際もうの正直に言った方がいいのかな？



「もう無理。やってらんない。ムカつく。」


近藤「え？」


土方「は？」




その人は携帯を出して電話をかけた




ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙ…ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙ…ﾌﾟﾙﾙ ｶﾁｬ




「もしもし？

ねぇ松平、この仕事私じゃなきゃダメ？




何が私にしかできないー、よ。ふざけんな

そんな事言われても無理

私もう帰るから」


ｶﾁｬ


「という訳だから、さよなら」


近藤「えぇぇぇ!?」


嘘ぉぉぉ!?ちょっと待って!?

展開早すぎてよくわかんないよ!?

俺のせい？俺のせいなの!?




土方「おい待てって！」


「何よ」


土方「何なんだよ突然来といて！」


「突然じゃないわよ
さっきも言ったでしょ？松平から聞いたはずよ

文句があるならそこのバカに聞く事ね


そしてあなたもよ

個人的には別にいいけど、初対面の上司に敬語を使うことは出来ないのかしら？」



あ、やっぱり偉い人なんだな…

さっきもとっつぁんのこと呼び捨てにしてたし




土方「はぁ？上司？」




「え？あなた達私のこと知らないの？

ふーん、自分達の働き先のことも把握しきれていないのね



それじゃ」




そう言ってその人は出て行った


それではここで一句




ヤバいよね


これは本気で


ヤバいよね

[近]

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