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A「もう少しで夏休みだね〜 ﾍﾍ」
大貴「今年の夏は楽しむぞー！！！」
「てことは、花火大会もそろそろか」
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ちょうど夏休みに入る終業式の日に 年に一度の花火大会がある
その日は屋台も出て 人もものすごく多い
星を見たあの公園にみんな集まって花火を見るのが定番だ。
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A「どうせ、今年もこの3人で行くんでしょ?」
「なんだよ、その嫌そうな言い方笑」
七夕のあの日から2週間近く経ったが 、
お互い何も無かったように知らないふりをしている。
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A「気合い入れて浴衣でも着ちゃおっかな〜」
大貴「お！いいじゃん！
じゃ、俺も俺も！！浴衣着る！」
「五日後の7月25日だよな？公園集合で!」
毎年同じような会話をして
それだけでも 何だか楽しく思えた
もしかしたら夏と言うだけで そういう気分にさせてくれるのかもしれない。
俺は楽しそうに笑う2人をみてそう思った
ふたりの笑顔につられて 俺も自然と笑顔が溢れる。
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でも、次の日からAは学校に来なかった____
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作者名：manaca | 作成日時：2018年8月17日 19時
