_24_ ページ25
涼介side
.
.
____放課後
大貴「A..指、まだ痛む..?」
A「こんなの全然痛くないって!
心配しなくていいから〜」
心配そうに問いかける大ちゃんとは反対に いつにも増して笑顔で答える.
.
あの後保健室に行き 手当をしてもらった
そんなに深い傷じゃなかったらしい
「ま、良かったじゃん。
傷も残らなで済むらしいしさ」
A「...うん、そうだね!」
.
今日のAはなんだかずっと上の空って感じ
話しかけてもワンテンポ遅く返事したり
考え事でもしてるのか?ってくらい
.
.
そんな事を考えていると いつも降りる最寄駅に着いた。
.
駅を降りて信号を渡り 5分ほど真っ直ぐ進むと 交差点が見えてくる。
そこが俺たちの解散場所だ。
.
俺とAは交差点を右に進み 大ちゃんはバイバイと言って反対側の道を進んでいった
.
大ちゃんと別れて10分ほど歩くと俺の家に着く。
Aの家はそこから5分ほど先にあるところだ
.
.
「そういえば、Aって卒業後の進路どうすんの?」
高校に入ってから今までそんな話をしてこなかった
でもそろそろ考えないといけない時期だ
.
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 40人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：manaca | 作成日時：2018年8月17日 19時
