�ぁ〔桓腓気� ページ5
気持ちの良い風が窓から入り小鳥のさえずりが聞こえ、焼きたてのパンの香りがする朝……
私は叫ぶ。
『足の間に何かいるんですけどおぉぉぉぉぉお!?!?』
見たくない、触りたくない、だけど確かにそこにある。
何がって？男の象徴です…(白目)
きっと昨日クラレ先生にもらったジュースのせいだ……
『うわぁ…どうしよう…』
姿見の前に立ち、自分を眺める。
随分と高くなった背、大きい肩幅、筋肉質な体。
声も少し低い気がする。
そして……ない。
これでは上半身だけだと前だか後ろだかわからないのでは？と言うほどにない。胸が。
だが幸か不幸か、胸筋はあった。
『…どっちにしろこれじゃあ今日は外に出られないな…体調不良って事にしてもらおう…』
そう思っていた矢先、メイドのマリアさんが部屋に来た。
ｺﾝｺﾝ
ﾏﾘｱ「A様、マリアでございます。おはようございます。」
扉の外から声がする。
嘘をつくのは申し訳ないけど…仕様がない。
『あ…マリアさんおはよう！ごめんね、今日具合が悪いみたいで…1日お休みしますって皆に伝えてくれる……？』
ﾏﾘｱ「……A様、失礼ですが、お部屋にはいっても？」
…………それはマズイ。
完璧にバレる。
『ご、ごめんね！風邪だったら移しちゃうかもだから…！』
ﾏﾘｱ「…失礼を承知で申し上げます。
貴方は本当にA様でしょうか？
A様にしては声が低いように感じられます。
それに、声の響き具合、聞こえ具合から言って身長は185�冂�……A様にしては高すぎますね？
足音から推測した体重も重めかと。」
『待ってこの子スーパーメイド』
マズイマズイマズイ……怪しまれてる!!
ﾏﾘｱ「……ご容赦。」
ﾊﾞｧｱﾝ!
豪快な音をたてて扉が開く。
こちらに走り去ってきたマリアさんの手には、万年筆形ナイフ。
わぁ☆戦うメイドさんだね☆
『って、そんなこと思ってる場合じゃない！』
咄嗟にナイフを避けマリアさんのバランスを崩させ、転ばせる。
勿論、床に当たる前に受け止める。
『えっと……おはよう？』
ﾏﾘｱ「………？」
あー、何が起こってるのかわからないってお顔だねマリアさん…。
5秒ほど硬直して全てを理解したのか、さーっと顔を青くして飛び退いたマリアさん。
ﾏﾘｱ「っ！誠に申し訳ございませんでした!!!!謝っても謝りきれません！幹部様に武器を向けるなどと……このマリア、一生の不覚！自害させて頂きたく『マリアさぁぁぁあん!?!?』
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タマゴノカラ(プロフ) - *空月白/白猫*さん» 最近お忙しいのでしょうか、お疲れ様です！ そう思って頂けて誠に光栄です！頑張ります！有難うございます！！ (2019年11月28日 20時) (
レス) id: e351f1e44a (このIDを非表示/違反報告)
*空月白/白猫* - やばい…！最近見れてなくて見に来たんですがすぐに出た感想が「好き」だった私は…？頑張ってください！ (2019年11月28日 20時) (レス) id: 5da8d7e784 (このIDを非表示/違反報告)
タマゴノカラ(プロフ) - すずさん» 了解いたしました、少々お待ちください！ (2019年11月25日 6時) (レス) id: e351f1e44a (このIDを非表示/違反報告)
すず - お久しぶりのリクエストです！夢主ちゃんが辛いことがあってリスカしてしまって堅気、狂犬、マブダチで夢主ちゃんを慰める話が見たいです！（辛いことの内容はまかせます！） (2019年11月24日 21時) (レス) id: 621ea9ecb2 (このIDを非表示/違反報告)
タマゴノカラ(プロフ) - iyoさん» お久しぶりです！神だなんて恐縮です…喜んでいただけて嬉しいです！頑張ります！ (2019年11月17日 7時) (レス) id: e351f1e44a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｷﾘﾄﾘｾﾝ | 作成日時：2019年9月28日 20時
