51 ページ2
Aside
海人くんの家に着き、
上がっていきなよ〜お茶しよ！
って言う海人くんに甘えてまたお邪魔する。
でも、ずっと、廉と平野くんに絡まれてる間も
気がかりなことがあった。
私を見て逃げ出した人。あの人には厄介な妖気を感じた
後に大きな問題になりかねないから
早めに解決したいんだけど接点がないし
関わりにいったら逃げるだけ
A｢ねぇ、あの、同じ部活の今日来なかった人って
どんな人なの？｣
海｢えっ、｣
まずい。怪しまれるかも
A｢ほら！今日とかも海人くんと仲良い人
殆どの人と仲良くなったでしょ？
時期にその人とも絡みあるだろうから知っておきたいなって｣
結構な言い分作れたぞ。どうだ！
海｢なるほどね？その子玄樹くんっていうの
部活には来てたんだけど、でもなんか、
あぁー……。｣
海(岸くんがAちゃんの顔みた瞬間
帰ったって言ってたのは黙ってた方がいいよね)
海｢用ができちゃったのかな？帰ったみたい！｣
岸くん。あの人バカそうに見えて勘いいなぁ
やっぱり、玄樹くんとやらは要注意人物だ。
そもそもなんでなんの話もせずに勝手に逃げるんだ
こっちは普通の人間としての生活がしたいだけなのに。
海人くんは事情を知ってるから聞いても
動じないだろうが、廉や平野くん、岸くんは別だろう
すぐ軽蔑されて、めでぃあに晒されて、
私はまたあの寺に戻される。
そんなの……
海｢ねえ！｣
視線を目の前に戻すと心配そうな顔の海人くん
海｢大丈夫？なにかあったの？｣
今ここで海人くんに助けを求めたら、
事情を説明したら。
海人くんは……
でもダメだ｢あの子｣は自分の仲間にでさえ、
正体を隠してるのに
勝手にばらすのはいかがなものだろうか。
A｢んーん、なんでもない｣
あの子が自分で言っていないのならやめておこう
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 13人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みわ(プロフ) - soraさん» ありがとうございます！そう言ってくださるととても励みになります！更新頑張ります。 (2020年9月9日 20時) (
レス) id: 8e5b6253d2 (このIDを非表示/違反報告)
sora - とっても面白かったです。更新待ってます。 (2020年9月4日 5時) (レス) id: 7b645f7418 (このIDを非表示/違反報告)
みわ(プロフ) - 、さん» わぁ、すいません！初めて移行したもので……前回の作品で外したら外れるものだと思ってました！本当にごめんなさい！注意していただいてありがとうございます！！ (2020年8月17日 22時) (レス) id: 8e5b6253d2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みわ | 作成日時：2020年8月17日 22時
