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海「あの……Aちゃん……ごめ」
A「自分からね……
自分から切り出そうとしてたのに……
なんでそっちから言っちゃうかなぁ」
その言葉を聞いて疑問だったものが確信に変わる
海「ごめん……てことは、じゃあ」
その瞬間Aちゃんはにっこりと笑った
どこかいつもとは違う儚げな笑顔で。
A「2日間ありがとうございました。」
え、何
A「さようなら」
俺を退いて出て行こうとする。
海「待てって！」
多分俺の家を出て行ったら、
隣の家に戻るんじゃなくて
物理的にいなくなってしまう気がした
海「なんで消えちゃうの……？」
絞り出した声で言うと俺の方が今にも消えそうで
A「言いふらすよね、私のこと。
それに、海人くんだって私が近くにいたら」
海「そんな……そんな軽い恋だったんだね」
何よりも俺が言いふらすと思われていたことが
ショックだった。
海「そんな……人間じゃなかったくらいで
嫌いになんてなれないって。」
Aちゃんは俺の顔さえ見てくれなくて
海「ふざけんなって」
俺が掴んだAちゃんの腕は
今にも消える準備をしてますってくらい細くて
海「お願い。人に言ったりしないから
消えないで。」
それでも顔を見てくれなくて、
でも彼女の中ではなにか揺れているはずで
海「お願いします」
彼女にちゃんと届ききるまで、俺は
お願いし続ける
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愛桃(プロフ) - HARUさん» 初めまして！コメントとご感想ありがとうございます！小説書いてる者同士頑張りましょうね！！！ (2020年1月13日 1時) (
レス) id: 8e5b6253d2 (このIDを非表示/違反報告)
HARU - 初めまして！この小説の世界観が面白くてとても好きです！これからも更新楽しみにしてます！頑張って下さいね！私も小説書かせて頂いてるので、応援してます！ (2020年1月8日 20時) (レス) id: 492279a5e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みわ | 作成日時：2019年12月28日 0時
