ＡＡＡhouseへ ようこそっ！2

にっしーside 水族館 ページ30

はぁ、もう緊張する〜



Aと２人っきりなんて 外では 家の買い物とかぐらいだし…



あと なんなの！


さっきから ずっと手をつないでますが


たまに ギュッて握り返してくれるの！


めちゃくちゃ嬉しいです笑





A｢行きたかったんです！水族館！｣



そう言って 俺の手を引っ張るように 階段を駆け上がる



髪の毛が ふわふわ揺れて



無邪気で すごく愛おしい気持ちになる




西島｢こけんなよ？｣



A｢大丈夫です！わっ！？｣



言ったそばから…




西島｢はい、つまづいた〜笑｣




A｢にっしーが喋りかけてくるからですもん！｣



ほっぺをプクーと膨らませる





その一つ一つの行動がまたたまらなくなってくる





いつもはメンバーがいるし 後輩もくるし


独り占めなんて 部屋ぐらいしかできないなって思ってたけど




今日はさ、ずっと俺のことみてよ




俺のことだけ思っててほしい。





なんて 思えてきた。



あぁ これが 独占欲ってやつなんだな笑

改めて思う






水族館に入ると 薄暗く 人は結構少なかった


時折、ファンの子がいたりしたけど みんな デート中だってわかってくれてて 助かった




A｢にっしーみて！カクレクマノミ！｣



西島｢二モ！！ふぁいんでぃーんぐ！？｣



A｢二モっ！｣



西島｢ニッシーっ！！！｣



A｢なんで！？笑笑｣




ごめん。今日 キチガイださないつもりだったけど でちゃった笑




西島｢二モは なんで イソギンチャクに住んでるかわかる？｣




A｢共生だよね？｣




西島｢…….。｣




A｢ごめんごめん！かっこいいとこ見せたかったんだよね！？笑｣




西島｢…うん。｣




A｢わかんないから 教えてくたさい笑｣




西島｢教えま〜す笑｣




A｢機嫌なおった笑｣



西島｢イソギンチャクは 毒があるんだけど その毒に耐性があるのは クマノミなのよね。クマノミは そこを住処として暮せば他の魚に食べられないでしょ？｣



A｢クマノミ頭いいよね！イソギンチャクは？｣



西島｢イソギンチャクは クマノミがいないと成長しないの！イソギンチャクについた ゴミなんかを クマノミが食べてくれて綺麗にしてくれるから 大きくなるってわけ！｣




A｢よっ！ためになりました笑笑｣



ペコッとお辞儀するA




かっこいいとこ 見せたかったのにな(´；ω；｀)


あ、そうだ。メンバーに 一応場所伝えておこう。

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