君の助けになれればいい【TH】 (ページ42)

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テヒョン君は私の頭に腕を乗せ、肩を引き寄せそう言った

「テ、ヒョン、君」

TH「いい加減その手を離せ」

『は？なんだよ彼氏持ちかよ。彼氏いんなら名前教えてんじゃねぇよ。チッ、』

と言い放ってソンジュンさんとやらは去っていった。

TH「ねえっ知らない人には気お付けないといけないでしょ？小さい頃習わなかった？何ナンパされちゃ
ってんの？何名前教えちゃってんの？何手掴まれちゃってんの？ねえ」

「あれナンパだったんですか？辞めてって言っても遊ぼう遊ぼうってしつこく言われて…きっとソンジュンさん友達いないのかなって思って。」

TH「何自己紹介交わしてんの？その名前一生呼ばないで。てかちゃんと分かってる？俺が来なかったらA確実に連れてかれて食べられてたよ？もうちょい危機感持って。そうやって声かけられたら彼氏がいるとか嘘ついて良いんだよ？」

「言いました友達と来てるって」

TH「いや普通は男友達じゃなくて女友達って思うから。」

「あっそっか。えへへ」

TH「ふざけないで。ガチで心配してるんだよ？」

「何でテヒョン君が心配するんですか？多分今回が例外だっただけでナンパなんて今後されないですから」

TH「A！もうちょい危機感をもて！男何て皆んな力強いんだからAなんて簡単に押さえ付けていつでも出来るんだよ？その調子だとA食われるよ？」

「はいはい危機感ですね。」

TH「ちゃんと分かってる？」

「分かってますって。それよりお化粧品買いに行きましょう。」

TH「はぁ、ほんとかなぁ」

私達はお化粧品売り場に向かった。