人形審神者とシアワセの蒼い鳥 (ページ7)

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四話「過去編（蒼鳥丸）」ページ7

蒼鳥丸side
過去の話と言っても私は特に覚えてないんです、
昔､私焼けちゃってるんです､なんとか蒼い鳥の加護で生還しているですが、その際薙刀だったはずが、気がつけば脇差になっていたんですよね…
どっかで聞いたことある話でしょう、？
そう、私は骨喰君や鯰尾君達と一緒に一度焼け、脇差になってるですよ。それで、覚えている事があまりないんです。
…まぁ、あまりないだけで覚えてる事は覚えているんですがね、私、源氏に行ったり足利に行ったり…豊臣にいったり、徳川に行ったり、そんな感じで曖昧なんですもちろん、会ったことのある人は覚えているですが、出来事がよくわからんのです…
けど、三日月様は再会した時、私の記憶が曖昧な事を話しても、許してくださいましたし、兄と喧嘩した際には仲介役もしてくださいますし、憧れの人なのです！
…って、ちょっと話がずれてしまいましたね
では、ここからは刀剣女士としての私の話です。
私、蒼鳥丸国永には本来女性としての身体はありません。そうないんですよ、私以外の蒼鳥丸国永(私)には…ね、
だって、顕現するまでは刀剣男士でしたから…
なんなら一人称だって主人様や乱ちゃん達と同じ僕だった筈なんです｡
ここまで言ったらお分かりかもしれませんが、
私…亜種なんです。と言っても人工的な亜種なのですが…
私が顕現された本丸は蕾世様の本丸とは違い、
ぐれー判定の出ていた本丸で、当時の主人様が私を顕現する際に女体を得るように何か術をかけていたらしくて…ホント、刀相手にナニ考えてたんでしょうね(笑)
まぁ、ナニかされる前に私の神力の異質さに気づいた政府の方が当時の主人様を逮捕、そして私を保護してくださいまして、御恩返しをしようとしばしの間政府で働いていたので一応政府刀でもあったんですよ！まぁ、その後は色々あって蕾世様の本丸にて顕現し直したのですが、やはり刀剣女士のままでしたね…でもまぁ、刀剣女士でも蕾世様の、主人様のお役に立ちたいのです！今までもこれからも！
過去の話って困難何時でいいのかしら…