彼とわたしの初恋噺 season2

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「こんなきったねぇ倉庫に呼び出すたぁ悪趣味だねぇ…………月川さんよォ…………」




廃倉庫にいるのはヤクザの月川と




ボロボロでロープで縛られたサトシ





「あぁ…………意外だなぁ〰️〰️来たんだぁ……
　相良クンのコトだから見捨てちゃうんじゃないかとヒヤヒヤしてたよ……………………ナァ！」


「ぐ……………………！」


月川の蹴りがサトシの腹に入る




結構やられてやがるな…………


大丈夫かァ………………？





「なぁ、あんたが恨んでんのは俺だろ…………
　ソコに転がってる熊はカンケーねぇでしょうが」



「なぁに言ってんの…………両方憎いよ〰️〰️
　お前ぇらがちゃんとしないからさぁ…………
　俺この界隈干されちゃったじゃねーかよォ………………………！」



「が……………………！！」



サトシにもう一発入る。


コイツ強ぇんだよなァ……


このままじゃいくらサトシでもまじぃな…………





「いやぁ…………相変わらずお強い…………
　まさかガソリンと水 間違えてチビった月川さんとは思えませんねぇ…………」



「おぉ…………い 相良ァ……
　口には気を付けろよォ…………？お前ぇ殺すぐらいわけねぇぞｺﾗｧ…………」



「のわりにはさっきから縛られた熊しか相手してねぇなぁ…………
　たかが知れるってぇもんよォ…………」



月川が俺に向かって走り出した



来い




俺に来い





「相良よォ…………キミ卑怯しか取り柄ないよねぇ
　弱ぇくせに意気がんなァ？ガキが…………！！」





人体の急所



熊の倒し方



攻撃の受け流し方



手数は少くねぇが修行もした








こいつぁ俺のケジメだ






少しでも隙作って サトシの野郎







逃がしてやるからな

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