3年A組

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「これからみんなにチャンスを与えよう。何故景山澪奈は死ななければならなかったのか。その理由をよるの8時までに導きだせたらみんなを解放してやろう




「ただし回答はいちどだけ。不正解の場合誰か一人死んでもらう」



「うそだろ」

「冗談だろ」


って言葉が一斉に出る。





「本気だよ。だってお前らそのくらいやらなきゃ真面目に取り組まないだろ 。なあ。


あ、そうだ 回答する生徒を決めておこうか、





あ、 じゃあ 茅野。学級委員だし丁度いいだろ






「ちょうど良くないです。嫌です。絶対嫌。」






「じゃあどうする？その場合誰か一人死んじゃうけど」



「ふざけんなよ こんな茶番付き合ってられっかよ」




窓に向かって椅子を投げる甲斐くん。



割れるわけないでしょ。


あんなに綿密なんだから。




多分強化ガラスがなんか。 しかも外側からは見えないようにしてる



ねえ でしょ 先生。


こんなにも先生のしてることわかってるのに、、。






「はあ、。 その窓は強化ガラスだから割れないよ。」


「ふざけてないし茶番でもない。 俺はこの半年間この日のためだけに過ごしてきたんだからな」




その言葉で胸が揺らいだ。




いや正確に言うと チクリと 刺さった。





「このためだけ。」



という言葉。




ああ、 私と過ごした日々は。




一緒に笑いあった日 泣いてくれた日 絵を書いた日




全て あれは演技だったんだろうか。




恋は盲目なんだ。 いつも見えることが見えなくなる。




相手のことを観察してれば感情は何となくわかるのに





ひーちゃんとの思い出の時だけは その感情を読み取ろうとしない。





目を背けていた。




だって生徒と先生だから。






「それじゃぁみんなには話し合ってもらおうか 。

俺は美術室に居るから。」



自分も行きたいいぃぃ。


「先生。もし景山が自. 殺した理由の人がこのクラスにいるならそいつはどうなるんですか」






「そうだな それなりの裁きは受けてもらうかな」









「 Let's think 」





その顔やめてよ、、、イケメンすぎる。かっこいい、、、項垂れてまう、、。

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