3年A組

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「夕飯あるのかな」




「あるといいね。その方が食費浮くし。」




「あのさ、少しは危機感持とうよ。」




「私を16時からオーディションあるんだけど。」




「最悪深夜アニメには帰りたい。」





「だから危機感！！」



クラスが乱れる。




さくらが




「どうしようか」




そう 呟く。





「どうもしねぇよ 察の動きを待つだけだ。」




この期に及んでまだ警察に頼ろうとしている甲斐くん。





「本気で言ってんの？警察が動けばどうなるか」






「確かに今は先生の動きに従った方がいいかも。」





「支持に従うって、、、？」







「どうして景山澪奈が 自. 殺したのか」







「その理由を20時までに考えるんだ。じゃないと本当に誰かが死ぬ。」





シーンと クラスが静まり返った。






「 そうだよ。 今のひーちゃんの 目的は 景山澪奈の自. 殺 について みんなに考えてもらうこと。 さ、 話し合い始めようか。」





クラスの雰囲気が一気に変わったのだ。







「だいたいなんであいつが景山のことなんて気にするんだよ。」





「そもそもぶっきーって澪奈が死んでから担任になったんだよね。だったら関係ないじゃん。」







「しかも一昨年うちのが学校来たばっかだし。」





「だったらおかしくない？来たばっかの教師が担任やるなんて。」





「多分志願したんじゃないのかな」





「僕が前に景山のドキュメンタリー映画を撮ろうとしてたのは知ってると思うけどその時先生が景山をモデルに書いてることを見た事があるんだ。」






それを聞いた瞬間 私は 目を開けた。






あぁ、、、あの時は少し 嫉妬してたな。






なんでって、、、。






でも その前に私は ひーちゃんに描いて貰ってたから安心できた。




クラス全員のこと書くのかなって。




色々と理由つけてたっけ。





懐かしい。

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