苺学園のプリンスとプリンセス2【stpr】

44話〜優しい〜 ページ10

夢主side
『みん、な…』
こ「ねぇ。Aの腕離してくんない？」
モ「ﾁｯ…」
離してくれた。赤くなってる。爪も立てられていたのか、血が滲んでる。
る「A！こっち！」
『…！うん…！』ﾀﾞｯ
もう、離れたくない。みんな、優し過ぎるよ。僕は走った。とにかくみんなから離れたくないから。
『…みんなっ！』
な「Aっ！ｷﾞｭ『ふぇ？』心配したんだから！」
『ホラゲ嫌だったんだもん。』
る「真面目に言ってる場合！？…！A、腕…」
『え？…あ、忘れてた。』
る「…はぁ、Aを一人にしてはおけないね。家で手当てするよ。」
『あーい。じゃあいe ﾋｮｲ きゃっ！』
ジ「なんで、そんな怖がるん？」
『ねぇぇ！僕は高所恐怖症なの！』←肩車されてる
ジ「あー、忘れとったわ。」
『分かったなら、下ろして？』
ジ「嫌や。」
『るぅちゃん助けてぇぇ…』
る「ジェル君？Aを下ろしてください。(暗黒微笑)」
ジ「ア、ハイ。」
『ありがと。るぅちゃん。』
る「どういたしまして。…僕、人にペース合わせるの苦手だから。」
『え？ ﾋｮｲ あ、もういいよ…』
な「るぅと君ならいいんだ。」
『るぅちゃんは肩車じゃないし。僕の目線だと地面みえないし。あと、何より、なんか安心する。』
る「そういえば、幼稚園の時はAが怪我したときこんな感じだったな。」
こ「いまと同じじゃん。」
『うぅ、面目ないです………眠い…』
る「寝ていいよ。疲れたでしょ？」
『…ありがとう、るぅちゃん。』
僕はすぐに意識を手放した。

45話〜誰が勝つ？〜→←43話〜みんな〜

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