苺学園のプリンスとプリンセス2【stpr】

43話〜みんな〜 ページ9

夢主side
『ねぇ、ゲームするのはいいけどなにするの？』
す-こり「「「「ホラゲ」」」」
『いや！(即答)ホラゲやるなら僕、友達とゲーム実況するもん。』
な「友達って誰？」
『ころちゃんは知ってる。』
こ「え、僕！？」
『うん。ころちゃんと結構コラボしてるよ？』
こ「えー？誰？どういう人？」
『スプラやってる発狂系実況者』
こ「わかった。あっきぃさん。」
『正解！じゃ、今から誘ってくる！ ｸﾞｲｯ え？』
な「逃がすと思ってる？」
『ねぇぇ！ほんとやだぁぁぁ！(泣)』
な「え！？泣く！？」
『ﾋｸﾞｯ…一日に二回もホラゲやるなんて、思ってなかったんだもん…ｸﾞｽｯ』
な「二回？…るぅと君？」
る「やってないです。」
『とにかく、やんないから！見たくもないの！』
な「…」
『っ…！ごめん。言い過ぎた。ちょっと外行ってくる。』ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ ｶﾞﾁｬ ﾊﾞﾀﾝ
『…僕、最低だな。』
そう言い、僕は、近くにあった公園に行き、ブランコに乗った。
『…なんかこの感じ懐かしいな。…何でだろう。』
そんな事をぶつぶつぼやいていると、
モ「あれ？こんな時間にどうしたの？もしかして家出？」
変な人が話かけてきた。
『いえ、ちょっとここに来たかっただけなので。』
適当に、理由を話した。すると、
モ「じゃあ、お兄さんの家きなよ。」
そう言われた。でも、
『古典的。なんで知らない人についていかなくちゃいけないんですか。嫌です。』
嫌だから言い返した。すると、
モ「ﾁｯ…子供は大人の言う事を聞けばいいんだよ！来い！」ｸﾞｲｯ
『きゃっ！は、離して下さい！』
どうにか、持ちこたえた。でも
モ「ついてこいっていってんだよ！」
手をあげた。殴られる、そう思った。だが、痛みはいつまでたっても来なかった。
こ「大人が子供にしかも女の子に手をあげるなんて最低だね。」
『ころちゃんっ…』
恐怖のせいなのか自分でも声が震えているのが分かる。
こ「大丈夫？みんな心配してたんだよ？連絡しといたからもうすぐみんな来るはずなんだけど…」
す-こ「「「「「A/ちゃん！」」」」」
『みん、な…』

44話〜優しい〜→←42話〜羅生門〜

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