武装探偵社の副社長

ハロウィーン祭り！ ページ47

A「で〜すっごく可愛いけどこれどうしたの〜？」

此処は探偵社の事務室には奇妙な光景が広がっている

其処は

乱歩「モグモグ」(おやつ中)

太宰「入水&〜」

国木田「お、おれのりちょうが……」

谷崎「ナオミ離してよ〜」(泣)

敦「ど、ど、どうしましょう」ワタワタ

芥川「や、やちゅがれは動じぬ」

中也「なんれ俺達子供になってんらよー！」

鏡花「う〜」

賢治「すぴー」

先程中也が言った通りこの九名は幼児化していた

因みに年齢は

乱歩…六歳
太宰・国木田…五歳
谷崎…四歳
敦・芥川・中也…三歳
鏡花・賢治…二歳

となっている

そして事態に動揺を隠せない大人達は

福沢「これは一体どうすれば」

森「うわぁぁ！内の芥川君と中原君が…どうしようエリスちゃん！」

エリス「気持ち悪いﾘﾝﾀﾛｳ」

森「酷いエリスちゃんでも可愛いから許す！」

紅葉「あぁ此処は天界かえ？おぉよしよし鏡花は本に愛らしいのぉ♡」

樋口「あ、芥川先輩!?私はどうすれば…」

ナオミ「キャーお兄様可愛い♡」


探偵社は未だかつて無いカオスに包まれる

福沢「先生一先ず子供達を先生の箱庭の方へ移した方が良いかと……」

福沢が指差す先には

見事に異能が暴走している者達が

中也は重力が自分にだけ倍に掛かっているようで床にへばりついてしまっている

それを太宰が「Gだー」と馬鹿にしている

A「ん〜そうだね〜皆〜移動するよ〜！
『私だけの箱庭』！」

Aの異能によって景色がガラリと変わる

其処は大きな書斎

一行が珍しそうに見廻していると

織田「Aか？」

と織田の声がするが姿は見えない

Aが織田の名を呼ぶと

大きな本棚の影からで出てたのは

A「キャー作ちゃん可愛い！」

七歳位の織田であった

結局織田も共に行くことになり

まるで保育園の様な部屋に到着し

皆一息付き

Aが床に座り寛いでいると

太宰「ねーAしゃんいっちょに入水ちよー」

太宰が着物の右袖を引っ張りながら入水のお誘い

それを国木田と織田が

国木田「おい！だじゃいいい加減にちろ！」

織田「Aが困ってるぞ、A今日は咖喱がいい」

と云いながら太宰を剥がそうとしている

反対側には

芥川「何故だじゃいさんはやちゅがれを…」

敦「Aしゃんから離れろ！」

膝の上には

鏡花/賢治「すぴー」

この状況を見Aは思う

A「(此処天界だ〜！)」



翌日戻りました
因みに中也は紅葉の着せ替えの餌食になりました

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