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第38話 ページ43

森side

私とエリスちゃんは今羊羹を手に横浜中を歩き回っている

丁度エリスちゃんが散歩に行きたいと云って居たし

今は何としてでも先生を確保する必要がある

彼等が日本に来る前に早く先生を探さなければ

そこまで考えていると目の前に衝撃の光景が飛び込んで来た

森「……」

思考が停止する

エリス「リンタロウあれって……」

エリスちゃんも余りの衝撃映像に大層驚いている様だ

無理もない


何故なら壁に身を隠しながら向こう側の様子を覗っている羊羹を持った




中原君が居るからだ



…………

カシャ!

中也「!?首領!?」

一応写真を撮って置いた


中也「実はですね……」

どうやら中原君は先生を発見したのだが

賞金首の人虎と麦藁帽子を被った少年達と居た為

様子見に徹していたのだが

先程三人がヤクザの隠家とへと入って行った為内心ハラハラとし乍待機している

のだそう

何でも先生達は少し先の大通りで車が爆発を興した事件を追っている様だ

と云う事も中原君から聞いた

ヤクザを犯人として疑いを掛けるのはなかなかいい判断だ

確かポートマフィアの管轄の港で大量の肥料が取引されたと聞いた恐らくそれだろう

そこまで考えると

中也「首領!!A達が!」

中原君の切羽詰まった声に顔を上げると

先生達が先程のヤクザ達に囲まれていた

森「之は不味いな……中原君先生にもしもの事があったら解っているね」

中也「は!」

そして先生を見ると

A「ふぁ〜眠〜」

お眠の様だ昔からよく寝る人だったが今現在自分が危険に晒されているのに

眠いの一言で片付けてしまった

流石と云えば流石だが……

そうこうしている内に

乱闘が始まってしまった

すると麦藁帽子の彼が異能を発動する

その異能とは

宮沢賢治────雨ニモマケズ

怪力であったのだ

その異能を巧みに操り大勢居た敵をあっさりと片付けてしまった

先生は「賢ちゃんすご〜い!」

と眠気で半目以上潰れている状態で「賢ちゃん」を褒めている

その一部始終を見た私達は

森「帰ろうか」

エリス/中也「そうね/ですね」

今日は大人しく引き下がる事にした

そして

ふと気付く

森「あれ?中原君羊羹は?」

中也「あれ?本当ですねてか首領も……」

森「本当だどっかに置いてきたのかな?」

私と中原君の手に羊羹が無い事に



NOside

一方その頃探偵社

A「うま〜♡」

福沢「良かったですね」

Aの手元には二本の高級羊羹



『先生ホイホイ大作戦』失敗…

特別編!→←第37話のオマケ



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キラ - 面白い作品ありがとうございます。 (2018年1月17日 21時) (レス) id: d71b59a5f8 (このIDを非表示/違反報告)
カリア(プロフ) - 黒猫(...・∀・.)//さん» ありがとうございます!頑張ります! (2016年12月31日 23時) (レス) id: dda1ad5912 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫(...・∀・.)// - カリアさんの、作品 最高で〜す!!!!!!!!!!頑張って下さい!!!!!!!!!! (2016年12月31日 22時) (レス) id: b52d01d0ee (このIDを非表示/違反報告)
カリア(プロフ) - 黒猫(...・∀・.)//さん» 本編でも書きました様に四桁です。正確な数字はご想像にお任せします(((( -ω- ))))(正直そこまで考えておりませんでした。) (2016年12月30日 23時) (レス) id: dda1ad5912 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫(...・∀・.)// - 質問 主人公は、今 何歳ですか?? (2016年12月30日 23時) (レス) id: b52d01d0ee (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:カリア | 作成日時:2016年7月15日 16時

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