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第37話 ページ41

福沢side

太宰が示した書類には先生のことが書かれていた

つまり

組合(ギルドって読みます!)はもう先生の異能とはの能力が解っていると云う事になる

太宰「ですがまだ組合はAさんの居場所を突き止めていません
しかし突き止められるのは時間の問題でしょう」

太宰の云った通り先生の所在の項目は空白だった

だが恐らく組合が先生の所在を突き止めるのはほぼ不可能だろう

福沢「先生の個人情報は異能特務課が管理している
そこまでは運良く調べられたかも知れんが所在迄は掴める事は不可能だ」

国木田「ですが既に顔は割れています
どうしましょうAには安全の為Aを何処かに隠した方が……」

国木田がそこまで云うとバンッ!!と扉が開け放たれる

A「敦ちゃ〜ん!今来たの〜!おはよ〜」

見ると先生が扉が勢いよく開け走って行った

………………

国木田「まぁ……所在を掴むのはほぼ不可能と云うことですしこのままでいいのでは……」

太宰「そうだよね無理に押さえ付けても嫌がって逃げ出すだろうし」

福沢「同意見だ
向こうも云わねば気づきまい」

そのような結論を出し

事務室に行くと

A「きゃ〜可愛い〜!」

ギュッ

鏡花「う……」グッタリ

敦「あぁ!Aさん!鏡花ちゃん息してないです!」

なかなかに悲惨な惨状が広がっていた

福沢「先生その位にしてやって下さい」

私が声を発すると

A「え〜こんなにかわいいのに〜」

敦「え!?社長!」

それぞれ違う反応を示す

面白い

私が反応を楽しみながら眺めていると

鏡花「お願いです私を此処に置いて下さい」

私が呼んでおいた鏡花という例の暗殺者の少女は芥川から云われた言葉を否定するために探偵社に入りたいと云う

私が睨むと胸の前で手を組み

鏡花「お願いします」

可愛らしくお願いをして見せる

入れてやりたいのは山々なのだが

この様な小さい子を危険な環境にずっと置いていてもいいのだろうか

そこまで考えていると視線を感じた

其処には先生が鏡花と同じ様に胸の前で手を組み

A「おねが〜い諭ちゃ〜ん」

その言葉を聞いた瞬間私の中で答えが決まった

福沢「採用」

一同(福沢、A、鏡花を除く)「え!?」

A「わ〜いありがと〜う」

私は「面倒を見てやれ」

と一言残し部屋を後にする

社長に入り机の上の書類に目をやる

目的は何であれ先生は何としてでも守り抜かねば



先生は誰にも渡さない

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キラ - 面白い作品ありがとうございます。 (2018年1月17日 21時) (レス) id: d71b59a5f8 (このIDを非表示/違反報告)
カリア(プロフ) - 黒猫(...・∀・.)//さん» ありがとうございます!頑張ります! (2016年12月31日 23時) (レス) id: dda1ad5912 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫(...・∀・.)// - カリアさんの、作品 最高で〜す!!!!!!!!!!頑張って下さい!!!!!!!!!! (2016年12月31日 22時) (レス) id: b52d01d0ee (このIDを非表示/違反報告)
カリア(プロフ) - 黒猫(...・∀・.)//さん» 本編でも書きました様に四桁です。正確な数字はご想像にお任せします(((( -ω- ))))(正直そこまで考えておりませんでした。) (2016年12月30日 23時) (レス) id: dda1ad5912 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫(...・∀・.)// - 質問 主人公は、今 何歳ですか?? (2016年12月30日 23時) (レス) id: b52d01d0ee (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:カリア | 作成日時:2016年7月15日 16時

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