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そして当日。

藤の花が綺麗だった。蝶も着いてきてくれたので指にとめながら始まるのを待っていた。
周りを見ると約20人。髪が赤がかった子、黄色い髪をした子、猪の被り物をした子、黒髪の鍛え上げた体をもつ子。
だいたい私合わせて5人くらいが出来る子だった。

一日目

一日目は鬼が沢山いた。
倒しても倒しても次々にやってきては私に斬られていた。
ここの鬼は予想以上に弱かった。きっと最終選別だからであろう。

鬼「ガルゥゥゥ」


「花の呼吸 伍の型 徒の芍薬」

この型は九連撃。ここら辺にいる雑魚鬼には九連撃打ち終わるまで耐えられない。

今日は30人は倒した。


2日目

初日と変わらずどんどん鬼が出てきた。
でも強い鬼は全くいなかった。
ここの鬼は1人や2人喰った鬼しか入れられていない。


3日目

昨日よりかは鬼の数が減ったけど
まだ沢山いる。
帰って心配させないためにも怪我しないで帰ろう。

4日目

3日目と同じくらいの鬼の数かな。
昼間は暇だから、ぼーっとしてた。

5日目

鬼が全然いない。
他の子達が斬ったのだろうか。
それにしても昨日と今日のこの変わりようは
すごいな。
鬼の気配もあんまりし無くなってきてる。


6日目

5日目とほとんど変わらないけど
今日も鬼の気配がほとんどしない。
お昼は蝶をずっと見て終わった。


七日目

もう今日で1人しか鬼がいない。
何故か人にあまり合わないし、
今まで鬼に食われそうになっていて
奇声をあげている人が沢山いたけど、
銅貨は全て裏だった。

最初にいたところに戻ると私合わせて4人だった。
猪の被り物をした子はどこだろうか。
気にする必要は無い。
あとは支持に従って帰るだけ。

その後私の予想通り、
髪が赤がかった子、黄色の髪の子、鍛え上げた体をもつ子、そして私が受かった。
最後に日輪刀を作るための素材だという鉱石を選んで私は直ぐに帰った。



帰るとしのぶ姉さん、すみちゃん、きよちゃん、なほちゃんが泣いて抱きしめてくれた。

陸→←肆



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作者名:通りすがりの人間 | 作成日時:2020年9月20日 18時

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