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橋本「笑いで始まり笑いで終わったね」
『ほんっと名残惜しいなぁ…環奈〜撮影終わっちゃったけど定期的に会おうね？』
橋本「Aと会えるならいつでも駆けつける」
『あはは笑 楽しみ〜！』
気づいたら既にクランクアップを迎えていて、
明るくて賑やかで現場を名残惜しみながらも控室でメイクを落とす。
マネ「何ならこれからよ？」
終わったぁ〜と伸びをする私を見て
冷静に釘を指すマネージャー。
『そうだね笑、あっそういえばこの後＿＿
ｺﾝｺﾝ
ドアを叩く音に向かって「どうぞ」と声を掛ける。
菅田「お疲れ」
何も考えずに声を掛けてしまったことに後悔しても既に遅く、
煌びやかな花束を抱えた将暉が入ってきた。
『…お花はもう貰ったから』
菅田「これは俺から」
即答した将暉はそのままじっと目を見つめてきた。
『なんで、』
菅田「A、花好きやろ？家にいっぱい置いとったやん」
『あれは…匠海のやつなの』
菅田「へぇ〜あの子と植物好きなん、かわい〜」
将暉は棒読みでそう言った後
再び私の方を向き直って微笑んだ。
菅田「これ、枯らすなよ」
『…いつかは枯れるよ、お花なんだから』
菅田「ははは、笑 ん〜じゃあその"いつか"まで
…終わりが来る時まではちゃんと世話してや」
『そりゃ、出来る限りはするけど…』
菅田「…枯れたら捨てんのか？」
『…え？』
菅田「じゃあまた」
押し付ける様に花束を手渡した彼は
ポケットに手を入れて控室を出て行った。
マネ「…比喩だね」
部屋の端で一連を見ていたマネージャーが呟く。
『え？比喩？…どこが？』
マネ「そうゆう鈍感なとこ、良いとこでもあるんだけどねぇ〜」
『ちょっと〜私鈍感じゃないよ？』
マネ「はいはい、次の現場行くよ」
『あ！今、話逸らしたでしょ』
いつも通りマネージャーと談笑しながら控室を出た。
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sun.(プロフ) - kairaさん» 素敵なコメント有難うございます！嬉しすぎる感想に胸が熱くなりました^ ^ お楽しみ頂けて何よりです！是非次作もよろしくお願いします( ; _ ; ) (2021年2月24日 0時) (
レス) id: 379caf651b (このIDを非表示/違反報告)
kaira(プロフ) - 初めてコメントを残します…言葉選びと表現の仕方､全てが私の好みどストライクで､ああ、こういうの分かるなあ、と共感できるシーンも有りました…素敵な作品に出会えて良かったです！実は主さんの他の作品も楽しく拝見させて頂いてます！これからも何卒…(笑) (2021年2月22日 23時) (レス) id: f4f52a46c3 (このIDを非表示/違反報告)
sun.(プロフ) - かなこさん» とても嬉しいお言葉ありがとうございます！どうか最後までお楽しみ下さい！^ - ^ (2021年2月3日 22時) (レス) id: fdf2e968fa (このIDを非表示/違反報告)
かなこ - 面白くて話に引き込まれちゃいました！ 匠海くん切ない(T . T)匠海くんと上手くいって欲しいなぁって思いながら見てます(＞＜) (2021年2月3日 6時) (レス) id: deb6ae52c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sun. | 作成日時：2020年12月16日 22時
