13 # takumi ページ13
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北村「はぁ、」
マネ「何、また彼女ちゃん？」
「ここ最近ため息増えたよね」なんて他人事のように笑いながらいうマネージャー。
北村「他人事だなぁ」
マネ「悩んでるかと思ったらすぐニヤけるのいつものパターンなんだから、今回もすぐ仲直りするっしょ」
北村「今回はそんな簡単な問題じゃないんだよ」
マネ「本当に〜？前回の悩みは何だっけ？」
北村「…呼び捨てにしてくれない」
マネ「付き合いたての中学生かよ」
北村「うっさいなぁ、いいだろ別に！笑」
マネ「あはは笑 んで、そん時はどうやって解決したの？」
北村「それは...普通に言っただけだよ、呼び捨てにして欲しいって、」
マネ「なら今回も簡単じゃん。そういう事だろ？」
北村「え、どういう事？」
マネ「 "普通に" 言うんだよ。超能力者じゃ無いんだから、言わなきゃ伝わんねーだろ」
確信を突かれすぎて ぐぅの根も出ない。
今までずっと現実から目を背けてきたツケが回ってきたんだけなんだから。
北村「いやぁ、でも、、」
マネ「うかうかしてっと他の奴に取られんぞ」
北村「っ、おい！それは言うなよ！」
マネ「まぁまぁ…そんな気負うほど難しい問題じゃなかったりするかもよ？」
北村「そうかなぁ、」
マネ「とりあえず全部話せ。心の底にある匠海が気になる事丸ごと全部吐き出せ。
それでも駄目だったら＿＿＿…
う〜ん…食事でも行くか？笑」
北村「ふはっ笑 何だよその浅いオチ笑」
マネ「おい、これでも励ましてやってる＿＿」
北村「わかってるよ！…ありがとうね、」
「まぁな」なんて言って鼻をかくのは彼の昔からの癖で、彼なりに背中を押してくれたことに胸が熱くなる。
北村「言っとくけど、そっちの奢りね」
照れ隠しの冗談すらもきっと彼は気づいてて
任せとけって笑うから、少し泣きそうになる。
彼のお陰でようやく決心ができた。
もう逃げない。
彼女自身とも、彼女の過去からも＿＿＿
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sun.(プロフ) - kairaさん» 素敵なコメント有難うございます！嬉しすぎる感想に胸が熱くなりました^ ^ お楽しみ頂けて何よりです！是非次作もよろしくお願いします( ; _ ; ) (2021年2月24日 0時) (
レス) id: 379caf651b (このIDを非表示/違反報告)
kaira(プロフ) - 初めてコメントを残します…言葉選びと表現の仕方､全てが私の好みどストライクで､ああ、こういうの分かるなあ、と共感できるシーンも有りました…素敵な作品に出会えて良かったです！実は主さんの他の作品も楽しく拝見させて頂いてます！これからも何卒…(笑) (2021年2月22日 23時) (レス) id: f4f52a46c3 (このIDを非表示/違反報告)
sun.(プロフ) - かなこさん» とても嬉しいお言葉ありがとうございます！どうか最後までお楽しみ下さい！^ - ^ (2021年2月3日 22時) (レス) id: fdf2e968fa (このIDを非表示/違反報告)
かなこ - 面白くて話に引き込まれちゃいました！ 匠海くん切ない(T . T)匠海くんと上手くいって欲しいなぁって思いながら見てます(＞＜) (2021年2月3日 6時) (レス) id: deb6ae52c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sun. | 作成日時：2020年12月16日 22時
