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you side
"頭の中にいる人"
『私は、、』
真っ先に彼の存在を思い浮かべてしまったことに
止めどなく涙が溢れ出る。
橋本「わかってるよ。Aはわかってる。
その人がAの本当に好きな人だよ。
だけど、その気持ちをどうするかはAにしか決めれない。」
『この気持ちをどうするか__
言葉に詰まる。
きっとどの選択をしたとしても、誰かを傷つけてしまうことが どうしようもなく辛かった。
橋本「急いで答えを出す必要はないよ。」
環奈は微笑みながらそう話してくれた。
『、、久しぶりに会ったのにこんな暗い話でごめんね』
橋本「私は、Aの肩の荷を少しでも軽くできたことが嬉しいの。
だから気にしないで。
、、よし!今日はいっぱい食べよう!」
『ありがとう、、そうだね!!』
それから環奈とは、色んな話を沢山した。
気づいたら時計は深夜の1時を回っていた。
橋本「あ!もうこんな時間だ!
ほんとにAといるとあっという間に時間過ぎちゃう〜」
眉毛を八の字にして悲しむ顔をする環奈。
『ほんとにね、、でもすぐ会えるよ!
そしたら今日みたいにまた沢山話そうね!』
橋本「もっちろん!!」
『、、、ねぇ環奈。
やっぱり私は今を大切にするよ。』
橋本「本当に?本当に、それでいいの?」
『うん。それがいいの。
私は、将暉を傷つけられない。』
橋本「そっか、、
その選択がAにとって一番の幸せなら
私はもう何も言わない」
『、、ありがとう。
じゃあ、またね!』
橋本「うん。またね!」
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sun.(プロフ) - あき さん 素敵なお言葉とても嬉しいです、有難うございます! (2020年5月22日 22時) (レス) id: 64db7414b4 (このIDを非表示/違反報告)
あき(プロフ) - こんばんは、更新楽しくみてます!菅田くんおしでまてます!よろしくお願いします! (2020年5月21日 3時) (レス) id: 1aa84ce6b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:sun. | 作成日時:2020年5月7日 22時