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ryo side
Aちゃんとまともに会話できないまま打ち上げも終わりに近づく。
結局もう一度チャンスがあったって結果は同じであった。
何も出来ない自分がもどかしい。
『あははは笑』
彼女の笑い声が嫌というほど耳に入ってくる。
監督「お、如月さんいっぱい飲んでるねぇ笑」
吉沢「あれ、、Aちゃんって、、」
確かお酒は苦手なはず。
前に一緒に飲もうと誘った時にそう話していたのを覚えている。
プロ「ちょ、Aちゃん!!?」
プロデューサーの焦った声が聞こえて声の方を見ると、彼女は酔って項垂れていた。
吉沢「、、やっぱり!」
急いで彼女の方へと駆け寄る。
吉沢「Aちゃん大丈夫!?気分悪い?水飲む?」
『あはは笑 亮くん心配しすぎだよ〜』
そう笑って彼女は俺の方へと倒れ込んで、そのまま眠ってしまった。
吉沢「ちょ、、!?」
プロ「おいおいイチャイチャすんなよ〜笑」
上機嫌なスタッフの冷やかしが聞こえてくる。
吉沢「Aちゃん、帰るよ!
皆さん、今日はありがとうございました!」
.
そう言い残し、彼女を背負ってそのまま店を出る。
タクシーに乗り込んでもAちゃんは起きる気配がない。
吉沢「、、とりあえず家に連れていくか」
運転手に彼女の家の住所を伝える。
『ふふ、笑』
すやすやと俺の肩を使って眠る彼女の寝顔が
愛おしくてたまらない。
.
吉沢「、、好きだよ」
.
だけど どんなに想っていたとしても
この想いは
秘密にしてなけばいけない__
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sun.(プロフ) - あき さん 素敵なお言葉とても嬉しいです、有難うございます! (2020年5月22日 22時) (レス) id: 64db7414b4 (このIDを非表示/違反報告)
あき(プロフ) - こんばんは、更新楽しくみてます!菅田くんおしでまてます!よろしくお願いします! (2020年5月21日 3時) (レス) id: 1aa84ce6b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:sun. | 作成日時:2020年5月7日 22時