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…
私の名前を覚えてくれていたんだ。
私の存在を分かってくれていたんだ
いつも女子に囲まれて人気者のウォヌに
私の事を知ってて貰えただけで、どこか嬉しかった
「 あ 、、うん … ウォヌ 」
さっきの私の心の中と同じように
「 覚えてるんだ 」と微笑むウォヌがどうもかっこよくて、目を瞑りたくなった
WN 「 実は俺、サボりに来たんだ 」
「 ダメじゃん 、、、ㅎㅎ 」
WN 「 内緒にしててよ、 」
「 俺たちだけの秘密 」なんて、
人差し指を口元に当てるウォヌ
どうしてだろう。上手く話せない
ウォヌの目が見れない
あぁ、きっとこれは恋なんだ
私はウォヌに恋をしてしまったんだ
今まで誰かを好きになることなんてなかった私
初めての恋。
WN 「 あ、先生。俺ちょっとしんどくて 〜 」
何と話そうか迷っている時、
タイミング良く保健室の先生が戻ってきた
数分前、「 サボりに来た 」と言った彼は嘘をつく
そんな姿が少し面白くて、クスッと笑ってしまった
WN 「 おい、ㅋㅋ バレるだろ、 」
コソッと言って、デコピンされた。
おでこから熱が伝わるのが分かって、
私はまた布団に潜った
_______________ __ _
高校時代の思い出
今思えば、ウォヌはとんだ思わせぶり男だった
だるい体を起こし、外を見つめる
雨はもう止んでいたけれど、空気が湿っていて
とてもいい気分にはなれない
そういえばあの日も、こんな感じの天気だった
朝から雨が降りそうで降らない、
空気がどんよりしていて気分も下がっていた
廊下でウォヌとすれ違った時に隣にいた女の子
ウォヌの、初めての彼女
WN 「 彼女できたから、これからはあんま話しかけないで 」
「 私たち、元からそんなに仲良くなかったよ 」
WN 「 ん、まぁ … 一応 」
「 そう、 」
私が顔に出やすいタイプだったからか、それとも女子全員と縁を切っているのか。
最後まで素直になれなかった
あれが私とウォヌの最後の会話だった
SN 「 でもあいつ、すげぇ嫉妬深いらしいぜ 」
JN 「 独占欲もやばくてね、 」
「 あんま悪く言わないでよ 」
「 振られたのに庇うのか ！！ 」とスニョンに怒られてしまった
だって、初恋だったんだもん
しかも私、振られてないし
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まかない(プロフ) - ハナさん» ウォヌならきっと素敵な所へ連れて行ってくれますよ。 (2022年10月31日 22時) (
レス) id: dc45bd17eb (このIDを非表示/違反報告)
ハナ(プロフ) - 初めまして！おぬくんのお話を探していた時に出会ったのですが、程よい儚さや話の流れが素敵すぎて、更新通知があると嬉しくなります……！これからも楽しみにしています。……私もおぬくんとどこか遠くに行きたいです（私情） (2022年10月31日 20時) (レス) id: bc43354b86 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まかない | 作成日時：2022年4月28日 20時
