魔女が一人。2【呪術廻戦】

異変 ページ6

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一方、他の仲間はというと。




真希は真依に勝利、パンダはメカ丸に勝利、三輪は棘の呪言により森の中で睡眠中。

悠仁、恵は未だ東堂、加茂と交戦中だった。









建物内で交戦中の恵と加茂。






恵が新しい式神、大きい象である「万象」を呼び出した。


それの鼻から出される大量の水、量と圧で押し流された加茂は次に来るであろう「あれ」の存在に気づいていた。







「鵺」





電流とともに飛んでくる巨大な鳥。体を電気に侵されながらも、彼は母親の言葉を思い出して。




＿＿＿＿私がいると、憲紀の邪魔になるから






「私は…！」





赤血操術、赤縛。




彼が投げた血液パックから大量の血がリボン状に噴出し、鵺を捉えた。






「負けるわけにはいかないのだ！！！」






恵、加茂両者がぶつかり合おうとしたその時。


衝撃音があたりに鳴り響いた。





横を向いた彼らの視界には、大きな植物のようなものが映っていた。


そして、そのすぐ近くを走る棘を恵が見つける。





「狗巻先輩！？」


《逃・げ・ろ》






間一髪二人はそこから逃げる。


数秒前彼らが立っていたそこは、跡形もなく破壊されていた。









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