魔女が一人。2【呪術廻戦】

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「痛い？死んじゃう？？」


『死にそうだけど死なねえよ！死にそうだけど！』







Aは腹部を押さえて、ふう〜っと息を吐き切る。


平然とした様子でこちらをみているエンヴィーに彼女は鋭い目線を向けた。



そして黒い光とともに、エンヴィーに蹴りを入れた。







『あ、また黒閃』







初めての黒閃を出した七海との任務、そしてその後すぐイギリスにきたのでまだ初黒閃から一日たっていない。


その日のうちの為、Aはいわゆるゾーンのようなものに入っていた。







「わ、なにこれ」


『に〜かいめ〜！』







ただ、二回目が終わった時にエンヴィーの冷気を纏った一発が入った。


血が滲んでいるとこにヒットし、そしてそこは凍りつき始める。







「一応言っておくと、魔法使うごとに魔力がなくなっていくわよ」


『…だから何〜って感じ』







そんな言葉にも屈せず、Aは手の中で杖をくるりと回した。





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