47話 ページ48
『じゃあ、私もう帰る』
「送って行きましょうか?」
『いい』
私に情報を教えてくれないってことは
絶対ではないが怪しまれてるかもしれない。
そんな状況で一緒にいたら
零まで怪しまれるかも。
それに車乗っちゃったら
私のバイクどうするんだよ…。
バイクを飛ばしていると
後ろからRX-7もついてきてるのが見えた。
でも私行きたいとこがあるし。
後ろはお構いないしに
家とは逆方向へ進む。
『…。』
「本当に好きだな、この場所」
ついた先は昔から大好きでよく来ていた砂浜。
ここは静かで誰もいないし
気軽に行ける距離だから今でもよく来る。
そこでぼーっとしてると
零も車から降り私の隣に来た。
「…そのお守り、まだ持ってたんだな」
無意識のうちにポケットから取り出した
お守りを握りしめていた。
『零からもらったやつだから』
「…ふっ、そうか」
それからの会話はもうなかった。
ただ零の隣で波の音を聞いてるだけで
心が落ち着いた。
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舞鶴(プロフ) - 和美/美香さん» ありがとうございます!続編の方も更新いたしましたのでこれからも引き続きよろしくお願いします! (2019年6月4日 19時) (レス) id: 883e532b12 (このIDを非表示/違反報告)
和美/美香 - 初めてまして、続き頑張って下さい。応援してます。 (2019年5月21日 13時) (レス) id: 1f2c06e01c (このIDを非表示/違反報告)
舞鶴(プロフ) - 風華月さん» ありがとうございます!続編できましたのでぜひご覧ください! (2019年5月11日 20時) (レス) id: 883e532b12 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:舞鶴 | 作成日時:2019年4月21日 0時