第一話 あっれれ〜？A組ぃ？ ページ2
真去side
私は雄英高校一年生。
中でも、ヒーローを目指している「ヒーロー科」に所属している。
私はヒーローになりたいので、ヒーローになるために雄英に来ているわけだ。
そして私は、私のクラス「B組」に向かっている。
ｶﾞﾗｶﾞﾗ
真去「おはようございまーす！」
ｼｰﾝ
元気よく扉を開けて、大きな声で、しっかりと挨拶をする。
だが、周りは静まっている。
そんな中、ワンテンポ遅れてこちらをみた、人がいた。
キリッとした目に、しっかりとした体つき。
わーお凄い直毛。
？？？「ああ、おはよ「っておいおい！！！」...」
その人は、他の人に自分のセリフをかき消されたのが嫌だったのか、少しムッとしている。
？？？「お前！！！クラス間違えてるぞ！！！」
が、なんとその人にものすごい指摘をされた。
私は、誰がなんと言おうと、このクラスの生徒なのだが..
.
真去「え、あってるは「あっれれ〜？？？おっかしいなぁ？」
？？？「A組ぃ！！！こっちはB組だよ？
優秀な
なんとか言ったらどうなんだいっ！！！」
どうやら、私はA組の生徒と勘違いされているらしい。
何故だ。
私がA組じゃないことは、A組の生徒を把握していればわかるはずなのだが、最初に挨拶を返してくれた人以外はわかっていないのだろうか。
真去「いやだから私は「つまりね」...」
今日はやたらと被せられることが多い。
だが、この人は解説してくれそうだから、しっかり聞いておかないと。
あ、謝ってくれた。
？？？「ボタンが一つだから、ヒーロー科って言うのはわかるんだけどさ、B組に君はいないから、A組だと思ってるってことだよ。」
いかにもわかりやすい説明だ。
クッキリとしたアイラインにサイドテール、そして何よりもその立ち振る舞い！！！
まさに委員長らしいな。
もしかして本当に委員長だったりして。
真去「丁寧に解説してくれたところ悪いけど、私はB組の生徒だよ。」
皆「「「は？」」」
こんなにもみんなが揃うことがあるだろうか。
ほとんど全員が目が点になっている。
そして、いいのか悪いのか、このタイミングで聞こえる、廊下からの足音。
数名、気づいているようで席についた。
？？？「ん！」
？？？「あ。」
ｶﾞﾗｶﾞﾗ
ブラド「...皆、何故席についていないのか？」
皆「「「すみません！」」」
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作者名：天野 | 作成日時：2023年11月18日 15時
